脱出?移動? | Scenario #107 |
可愛い店にはご用心 |
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踊る仔猫亭付近 路地 |
がやがやとルリィのイメージした路地に近づく冒険者達。
ふと、足を止める。
■冒険者その1 To:ALL |
そういや、化けモンはどんな化けモンだったんだ? |
■男その2 To:冒険者 |
闇に浮かぶその姿は白!白い固まり! ながーい尻尾・・・みたいなのをはやしていて、で、恐ろしい金色のギラギラした瞳してて、で、人間程の大きさながらも、その口ががばーって開いて、中からもぉ、おっそろしぃ牙が。。。。。あああ。。。。。思いだしただけでもブルてくらぁ。。。 |
現在のルフナの姿。
ほわほわっとした毛も愛らしい、白猫。そしてその瞳は金。
「恐ろしい」というイメージがあるにしても、その言い方はあんまりだ。。。
■冒険者その4 To:男その2 |
喰イタイ… |
■冒険者その3 To:冒険者その4 |
ばぁーかか?そんな化けモン喰ったら、腹壊すんじゃネーノ? |
■男その2 To:冒険者その4 |
喰うだなんてトンでもない! 逆に食べられてしまいますよ、あんな化けモンに。 |
■冒険者その1 To:男その2 |
でもまぁ、キミの連れも無事だったみたいだし。 そんなに凶暴な奴じゃないかもね。 でもまぁ、なんにせよ、そーゆーの捕まえると |
■冒険者その2 |
金になる。 |
■冒険者その1 To:男その2 |
そ。 だから、ま、頑張って捜そうぜ。 |
■冒険者一行 |
了解 |
どうやらこの一行は、「金の為」に猫冒険者を捜し出すつもりらしぃ。
■ルフナ To:男その2と冒険者一行 |
(何か勝手な事を色々言ってるわね〜。こんなにみんなかわいらしい姿なのにね。 でも、これだけイメージが歪んでいてくれると、それはそれで助かるかな?) |
声は出せないので心の中で思う。
■白猫 To:猫冒険者 |
さて……向こうは見つける気満々のようだけど。ちゃんとやり過ごせるかしら? |
のほほんと状況を楽しんでいる白猫とは裏腹に、ナジャは少しそわそわしている。
■ルリィ To:ナジャ |
………? ナジャさん、どうかしましたか? |
声を潜めながら訊ねる。
■ナジャ To:ルリィ |
ん……ボクがボクじゃないぐらいに。 今、すごく飛び出したいんダ…… そんな事したら、タイヘンなコトになるって分かり切ってるのに。 嗚呼っ。ボク、どうしたんだろう。。。 |
走り出したい衝動を抑えているためか、彼は延びをしているような格好になる。
一体、彼に何が起こっているのだろうか?
■ヘキサ To:チシャ |
ナジャさん、どうかしたのかな? チシャさん、何かわかんない? |
■イヴ To:ナジャ |
O.K. 骨は放置・・・ノー、拾いマス。 存分に飛び出してクダサイ。 |
■ナジャ To:イヴ |
うぅ……ナンカ怖いナ… でも、、、でも、、、、にゃ、、、、にゃー! |
■ルフナ To:ナジャ |
どうせ飛び出すなら何か白い布でもかぶって行ってよ〜。 わたしが引っかいた男の人は『白い固まり』程度の認識しかしてないし、これで騙されてくれるかもしれない…。 |
■ナジャ To:ルフナ |
え……えと…白い布……なんかあるのカイ? |
ちょっと不思議そうな顔をする。
■ルフナ To:ナジャ |
イヴさんのナースキャップとか、ルリィさんのマントを借りれば大丈夫かな? …あぁ、でも今ここって幻の空間になっているんだっけ。 何も無い所からいきなり猫が出てきたらおかしいよね…。 |
うーむ、と考え込む。
■冒険者その4 To:冒険者 |
ナ…猫…?声……? 今、猫ノ声聞コエタ… |
■冒険者その1 To:冒険者その4 |
おい、ホントかよ? 猫……普通のノラじゃねぇのか? |
と、辺りを見渡す一行。
しかし、周辺にノラ猫の姿は見えない。
■冒険者その2 To:冒険者その4 |
何も居ないように見えるが…… |
■冒険者その3 To:冒険者その2 |
路地にもなーんにも居ないように見えるんじゃネーノ? |
■冒険者その2 To:冒険者その3 |
路地……居ない…………? な、なぁ、ちょっと、あの路地…見てきてくんねぇか? えっと、壁に手ぇやって……そうだな。ほんの5〜10mも歩いて行けるかどうかとか。 |
■冒険者その3 To:冒険者その2 |
お、俺っちが行くのはちょっとイヤなんじゃネーノ? でもまぁ……別に路地は路地なんだし。ちょっと行ってもいいんじゃネーノ? |
ルリィが完璧に仕上げた幻。
それなのに、なにやら冒険者達は路地を調べようとする様子。
さて、一体どうする?
■ヴィタリ To:ALL |
なんだかこっちに近づいてくるぞ・・・(汗)。 やるしかないってやつか? |
■ヘキサ To:ヴィタリ |
衛るためのたたかいなら、マーファさまもゆるしてくれるよね。 |
いつでも飛び出せるように、身を低くするヘキサ。
■ルリィ To:ALL |
猫の姿も幻に混ぜるべきでしたか……失敗しましたわね(^-^; ともあれ現状をなんとかしませんと…(考え) |
■ルフナ To:ALL |
走りたがっているナジャ君に引っ掻き回してもらっているうちに、何とか切り抜けられたら良いですけど…。 |
■ルリィ To:ルフナ&ALL |
そうですわね…。 相手の不意を突いて、一気に攻め込むしかなさそうですわ。 っと、その前に……エメちゃん、トランスファーをお願い出来ますか? |
蔘いたエメラルドが小さく祈ると、みるみるうちにルリィの気力が回復していった。
■ルリィ To:エメラルド |
有難う御座います。 これでなんとかなりそうですわ(にっこり) |
■ナジャ To:猫冒険者 |
それで、、、ボクは何をすればいいんだい? |
■ルフナ To:ナジャ |
ルリィさんのマントがちょうど白い色だから、これを付けて外に飛び出して欲しいの。 なるべく派手に撹乱してくれれば嬉しいんだけど…。 それと、危なかったらすぐ逃げてね。 |
■ナジャ To:ルフナ |
そのでっかいマントをボクが? ま、まぁいいけど。。。 でも、、、そんな白くて素敵なマント。ボクがかぶったら、汚れやしないかい? |
ちょっと気にしている様子。
■ルフナ To:ナジャ |
……確かにちょっと大きすぎるかな。(笑) 引きずっちゃったらナジャ君動けないもんねぇ。 それにやっぱり普通の猫さんには冒険者相手は危険かもしれないから、最初に飛び出すのはわたし達の方が良いかもね。 |
■ナジャ To:ルフナ |
恐いとかじゃなくって、マントがなかったらボクだってばびゅーんサ。 ……でも、邪魔になるとイケナイから。後からついていくヨ。 |
猫冒険者の股の下をくぐり後へと下がる。
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