| SW-PBM Scenario #88 | 目次 |
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| 三角塔 図書館 |
スカルノ邸を出た後、ランスの提案でランスとレインは三角塔の図書館に向かった。
ドランブイの事をもっとよく知るためである。(レインはかなり知っている筈なのだが・・・そんな事、言われなければランスが知る筈は無い(^^;)
受け付けを済ませ、さっそく本探しにかかる。
| ■ランス |
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さぁてと・・ドランプイの事調べるんやったらまずは アレ・・・植物図鑑から見てみるか。 |
とかいいつつ、植物関連の本があるコーナーを探す。
しばらくして、ドランブイについて書かれた数冊の書物を見つける事が出来た。
しかし・・・”キャロリン村の特産物”だとか、”ダイエット薬に用いられる”だとか、”柑橘類系の甘酸っぱい匂いがする”だとか―――
既にミランダに聞いて知っている事しか載っていない。
| ■レイン To:ランス |
| どう? |
| ■ランス To:レイン |
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どないもこないも、聞いたような事しか載ってへん本ばっかりや・・ そっちはどないや? |
| ■レイン To:ランス |
| うーん…こんなの。 |
と言って、本を見せる。
レインが見つけた本のタイトルは「毒にもなる薬草」。
レインが指差す個所を読むと、
”ドランブイには効果的な解毒薬は無く、神聖魔法のキュアー・ポイズンをかけるしか解毒の手段はない。
ただ、満腹中枢が刺激されて、食事を取れなくなるだけなので、空腹だと言う暗示をかける事で、食事を取らせる事が可能かもしれない。
しかし、これは現段階ではただの仮説であり、実証した者はまだ現れてはいない”
―――などと書かれていた。
| ■ランス To:レイン |
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へぇ・・・こりゃ、あの人が言うてた通りで、使い方ミスると えらいことになるなぁ。他になんか書いてる本はあらへんかな? |
別の本を探しに行く。
しかし、めぼしいものは見つからなかった。
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