SW-PBM #072 汎用ヒト型演劇人形 |
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路地裏を見に行くが、肝心の人形は何処にも無い。
代わりに、見覚えのある男性が倒れていた。
■マーク |
うぅ……。 や、やられた……。 |
目立つ外傷は無いが、一人では立ち上がれそうにない状況。
■ルリィ To:マーク |
えっ!? マークさんっ!!? どうしたんですかっ? |
慌てて駆け寄り、マークを支える。
■マーク To:ルリィ |
ああ……。 もう駄目か。迎えが……。 派手な格好の女神様だ……。 |
■ルリィ To:マーク |
は、派手な格好は余計ですっ(///;) |
■マーク To:ルリィ |
なるほど……、余計な女神様……。 |
■ニノア To:ルリィ |
死ぬような怪我じゃないね。 |
■ルリィ To:ニノア>マーク |
…なら良かった……。 マークさんっ、ほらしっかりしてください! |
パルがハンカチを濡らしてマークの額に――。
掛けるはずのところを、顔の上に被せる。
息苦しそうなマーク。
■ルリィ To:パル |
あぁぁっ! 何やってるんですかパルさんっ(^-^; |
慌ててハンカチを額に移動させる。
■パル To:ルリィ |
あ、あの、ちょっと……。 |
■ルリィ To:マーク |
だ、大丈夫ですか??(汗) |
大丈夫、まだ生きている。
──少し落ち着いた所で。
■マーク To:ALL |
人形だ。 ここに、誰かが……。 |
話す事が辛いのか、胸を押さえつつ告げる。
■ルリィ To:マーク |
人形が此処に置いてあったんですね。 ――それで、いったい何があったというんです? あの…辛い、とは思うんですけど……。 この後すぐお医者様のところに連れて行きますから、もう少しだけお付き合いください…ね(^-^; |
■マーク To:ルリィ |
誰かが乗って。 止めようとしたが……、振り払われて。 空中を。 見えた空は。 あぁ、とても青かった……。 |
途切れ途切れの言葉で、出来事を語る。
■ルリィ To:マーク |
人形に乗った人って…どんな感じの方でした? |
■マーク To:ルリィ |
姿は見逃したが、声を聞いたところだと……恐らく子供で、男だ。 |
■ルリィ To:独り言 |
子供――となると、また好奇心の徒が人形に手を出した、と… そういうコトなのでしょうか…(苦笑) |
■ルリィ To:ニノア |
マークさんをこのままにしておけませんし…… とりあえずお医者様を探しません? |
■ニノア To:ルリィ |
医者は何時でも探せるが、人形を追うなら今しかないぞ? |
■ルリィ To:ニノア |
いえ、先程フェリオさん達に追ってもらった大男=人形の可能性が、これでますます高くなりましたから。 やはり私たちはマークさんをお医者様に連れてゆくのを優先すべきだと思います。 |
■ニノア To:ルリィ〜マーク |
しかし……。 マーク所長。そのくらいの怪我、元気に立ち上がってみろ。 |
無理、と首を横に振るマーク。
■パル To:ALL |
あの、よ、良ければ人を呼んで来ましょうか? |
■ルリィ To:パル>ALL |
それには及びませんよ(^-^) んー…まずはマークさんを店の前に連れて行きましょうか。 三角亭内に、もしかしたらお医者様がいるかもしれませんし…。 |
■ニノア To:ルリィ |
そうだな。 日頃のおこないが良ければ居るだろう。 頑張れ、ルリィ。 |
『腕の痛む私は、手伝わないぞ』
──そんな顔。
■ルリィ To:ニノア |
…えぇと、あの、ニノアさん? 手伝ってくれない……みたいですね(^-^; |
溜め息をひとつ。
■ルリィ To:マーク |
すみませんが…少し我慢してください。 |
ずりずりずり――っとマークを引き摺りながら、店の前まで戻った。
再訪して、医者が居ないか尋ねる。
■ナルシェン To:ルリィ |
医者? ……居ないね。 |
店内の客を見回して答える。
■ルリィ To:独り言 |
日頃のおこない……悪かったみたいですね(苦笑) |
■ニノア To:ルリィ |
困ったな。 |
置いていくか、と言い出しそうなニノア。
■ルリィ To:ニノア |
…置いていきませんからね(汗) |
気配を察して、慌てて言う。
■ナルシェン To:ルリィ |
チャ・ザ神殿も近いけど、小さな診療所で良ければ近所にあるわよ。 |
100m程離れた裏通りに、名の無い個人診療所があるとの事。
■ルリィ To:ナルシェン |
んー…ならそこに向かってみます。 教えてくださり有難う御座いました(ぺこり) |
■ナルシェン To:ルリィ |
礼ならいいよ。 ああ、そうだ。あんた皿洗いの仕事やってみる気ない? |
■ルリィ To:ナルシェン |
いえ、今は冒険者の方が楽しいですから… せっかくのお誘いですけど遠慮させていただきます(^-^; |
■ナルシェン To:ルリィ〜独り言 |
そう。 んー、誰かやる気のあるのが来てくれると助かるんだけど……。 |
呟きつつ、仕事に戻っていった。
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