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「見知らぬ人々」 |
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パーティ2−道中にて (パーティ1へ) |
さて、翌日の昼、バーンたちがライク家一行を見張っている(ふりをして)いると、後ろの方から2人組の男たちがやって来た。
■ 男A To:一行(バーンたち) |
よう兄ちゃんたち、こんな街道の外れでなにやってんだい。 |
■ バーン To:男A |
(半眼で男二人を一瞥し) …関係ない奴は引っ込んでな。 |
■ カルソニック To:男A |
お前らこそこんな所で何やってんだ?俺らに『追いはぎ』やろうってんなら相手になってやるぞ? |
■ 男A To:一行(バーンたち) |
あんちゃんたちもそうつれなくするなさあ。 儲け話持ってきてやってんだからよう。 ちぃとばっかし聞いても損はあるめえ。 |
■ バーン To:男A |
(相手の真意を探るように数瞬の空白の後、ゆっくりと) ふん…話してみろ。ただしつまらない事なら… (長剣の柄に手を置きながら) 分かっているんだろうな? |
■男A To:バーン |
へっへっへっ。そうこなくちゃよう。 実はよう、この先にいる兄ちゃんたちはよう。 おいらたちのボスに金を借りたままトンズラこいているやつらなんださあ。 で、生意気にもボディガードだかなんだか雇っているみたいでよう。 わいには手出しできないんだわ。 で、兄ちゃんたちものは相談なんだが、一人1000ガメルであの周りの兄ちゃんたちをやっつけるのを手伝ってくれんかねえ? |
■ カルソニック To:男ども |
ほぉ? 借りた金を返さないで逃げるたぁ・・良くないのぉ。 1000ガメル出せるっちゅー事は・・当然それ以上借金しとるっちゅー事やな。 一体幾ら借金しとるんや? |
■ 男A To:カルソニック |
おまえたちが協力してくれるなら教えてやるさ。 |
■ バーン To:男A |
…まずまず、というところだが少々安いな。 奴等は俺達の目の前でオーガーを屠ったんだぞ?半日ほどオラン寄りに戻った所に死体があっただろう。 もう少し色を付けてもらえないとお話にならんな… |
■ 男A To:バーン |
あのオーガー……本当にあいつらが屠ったのか? どう見ても、大型の剣を使う人間はあいつらに見受けられないぞ。 てっきりあんたらが屠ったと思って声を掛けたんだが。 |
■ バーン To:男A |
(ニヤリと笑い) どうやらその目は節穴じゃないようだな。 察しの通り、オーガーの息の根を止めたのは俺達だ。債務者が死んじゃあ元も子もないからな。 だがあいつらの中のルーンマスターの手助けがなければどうなっていたかは正直分からない。 その意味で奴等がオーガーを屠ったというのは言い過ぎではないだろう。 …どうする?もう一声あれば雇われてやっても構わないぞ? |
■ 男A To:バーン |
そうさなあ。そういう訳ならなあ。あんたらにもなにやらあいつらを追う理由があるわけだからなあ。 で、もう一声ときたか。 限度は…一人1500ガメルだわな。 それでどうだ! |
■ バーン |
(ここは誘いに乗ることで相手の動きをカヴァさんに伝える方が賢明だな…) |
■ バーン To:男A、エルシア、カルソニック |
その値段なら俺は構わないぜ。(エルシアとカルソニックに目配せしながら) お前等はどうだ?この男の依頼を受けるか? |
■ カルソニック To:バーン |
うーん、アイツ等を排除するんやろ、まだちょい安いかもしれんなぁま、えぇやろ。 |
■ 男A To:バーン |
よし、じゃあ商談成立だな。 後二人ほどあてがあるのでそいつらに手を貸してもらうことにするから……そうだな。 おまえらはあいつ等を追いかけてもらえないか? 3日後にまた合流する。 ちなみに……そうだな。分かれ道などがあったときは正面の木にしるしをつけておいてくれ。 どうせ他の人に見られても訳わからないはずだから簡単なしるしで結構だ。 |
■ バーン To:男A |
分かった。 早速だが手付として、前金で半額もらおうか。 持ち合わせが少ないなら…そうだな、一人500ガメルずつでも構わないぞ。 |
■ 男A To:バーン |
ああ分かった。 そら手付がないとやってられんわなあ。 ただ、一人500のつもりで準備してきたので…1500でとりあえず勘弁してくれ。 3日後の決行が成功したあかつきには残りの3000を支払うってことでどうだ。 |
■ バーン To:男A |
承知した。 |
■ 男A To:バーン |
(お金の入った袋を手渡して)よし交渉成立だな。 じゃあ、3日後また会おう! 行くぞ! |
と言って男たちは去っていった。
パーティ1−道中にて |
翌日の昼、リックが沢山の食料(もちろん一行の食料も含めて)を抱えて帰ってきた。
■ リック To:一行 |
おまたせしました。 これを食べて精をつければもう大丈夫でしょう。 ところでカヴァレスさんたち……ちょっと話があります。 (といって、ちょっとはなれたところに移動して、) えーと、実はその村でちょっとしたうわさを聞いたのですが、奇妙な魔術師を中心とした家族連れを探している3人の男がいたって情報を手に入れたんですが……。 どうも様子を聞くと、カヴァレスさんたちの風貌とライクさん一家の構成がばれてしまっているようです。 もちろん俺もばれていたんですが幸い一人だけで行動していたので村人には気づかれなかった……と思うんですが……。 |
■ アップル To:リック |
そうですね・・。 進むスピードも決して速くはありませんから・・ね でも、たとえばれてしまっていたとしても、こちらから打つ手はないんですよね。。 |
■ カヴァレス To:リック |
クク,「奇妙な魔術師」を中心ってぇんならよぉ,メンバーを入れ替え・・・ |
そこまで言って何かに気づき,カヴァレスは黙ってしまった。
■ フェイス To:カヴァレス |
……? |
アップルは、すこし考えるようにしてから
■ アップル To:リック&カヴァレス&フェイス |
できることといえば、後発隊との連携でしょうか・・ |
■ リック To:一行 |
そうですねえ。ただ、連携するとしてもどうするか……。 |
■ フェイス To:みんな |
う〜ん……どうしたもんかねぇ……(←あんまり考えていない) |
■ カヴァレス To:一向 |
どぉやら連携するにゃぁちぃと厳しい状況だぜぇ。 後発部隊に食いついた奴等が居るぜぇ? |
皆の相談をさえぎると,手短に後発部隊に接触した敵,および目的をメンバーに告げる。
■ リック To:カヴァレス |
もしかして……その男の口癖……語尾に「さあ」だとか「よう」だとかをつけているんじゃないですか? それだったら……村で聞き込みをしていた連中に違いないかと思います。 |
■ カヴァレス To:リック |
ああ・・・・どぉやらそいつらに違ぇ無ぇよぉだぜぇ・・・ |
■ フェイス To:カヴァレス |
……で、どんなこと言ってきてるの? |
■ カヴァレス To:一向 |
クク,こいつぁ面白ぇぜぇ? |
カヴァレスは以下の要点のみを簡潔に皆に伝える。
・接触した男達は,後発部隊に我々を倒す手助けを要請した
・男達を泳がせるため,後発部隊は協力するふりをするようだ
・当面の協力内容は我々の監視であり,後を尾けて分岐では目印をつける
・報酬は一人1500,前金で500を受け取ったなどなど。
その他、カヴァレスはバーンと男たちの打ち合わせについて重要な情報を全て流した。
■ カヴァレス To:一向 |
どぉやらよぉ,俺達ゃぁ堂々と護衛される身分になったって事ったぜぇ。 名目は監視ってぇ事ったがなぁ?クックック・・・ |
■ アップル To:リック&カヴァレス&フェイス |
・・・そうですね・・ (少し考えて)監視を依頼してあとで合流ってことは、今の人数では足りないから・・ということですよね。男の人たちは数が増える・・と思った方がよさそうですね。 だいたい、何人ぐらいになるんでしょうね? |
■ リック To:アップル |
どうやら先ほどの話だと、4人とバーンたち3人の7人に相手はなるみたいだな。 |
■ フェイス To:みんな |
まあ、それぐらいならなんとか…。 |
■ アップル To:リック&カヴァレス&フェイス |
男のひとたちは加勢をいれて4人、こちらは3人と3人とライクさんたち4人 人数だけ考えれば、ほぼ互角・・虚をつける分だけこちらが有利でしょう。 あ・・それに、”あとからつけてくる”っていうことは馬か何かに乗ってくるっていうことなんでしょうか? 馬を手に入れることができたら、すこしは楽かもしれませんね♪^^ |
アップルは、みんなをみわたして
■ アップル To:リック&カヴァレス&フェイス |
ここで男のひとたちを撃退しちゃうと、この手はこれで使えなくなっちゃいますね まぁ・・そんな先のことを考えても仕方ないかもしれませんね^^; |
■ リック To:アップル |
ああ、ただ今回の追っ手を上手く使えば、ライクさんたちに二度と追っ手がかからないようにできるかもしれないな。 その辺を上手くできるといいが。 |
■ アップル To:おーる |
そうですね。これからのこと・・・ うしろからきているみなさんとも、相談しておきたいですね・・・ |
■ フェイス To:みんな |
そうだね。そのへんは通信隊長のカヴァりんにおまかせしよう。 あとは、なりゆきしだいかなぁ? |
■ カヴァレス To:みんな |
クク,了解だ,連絡は任されたぜぇ。 |
■ フェイス To:みんな |
じゃ、よろしくねぇ〜(^O^) ……ふふふっ、ついにカヴァりんも「カヴァりん」って呼び方を受け入れてくれたねっ(☆ー☆)b |
のんきなもんであった。
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