ブラード Scenario #66
おかしなおかしな 看板さがし


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ブラードの街 街角
 オランからえっちらおっちら歩くこと15日。
 日も落ちたこに、一行はやっとブラードの街へとたどり着いた。
 お腹もぐぅぐぅ鳴り出して。さて、冒険者は如何する?
■クレフ To:ALL
 はぁ、はぁ、はぁ……き、今日はもう、暗いですし、宿で、休みましょう…

 ロバ達もへばっているのだが、それ以上にクレフもへばっているようである(苦笑)。そんな姿を見て、
■イルミナ To:ALL
 ようやくブラードなのね...さすがに疲れたわね(^^;
 この子達もよくがんばってくれたものね。休ませてあげなくちゃね(^^
 宿は...あそこかしら?行ってみましょ。

 きょろきょろと辺りを見渡し、宿らしき建物へと足を向ける。
■ アルティア To:ALL
 そうですねぇ〜。では移動するとしますか〜。



ブラードの街 白鴎亭
 メインストリート(?)に面しているその宿は。ブラードにある他の店に比べれば比較的大きな店構えではあったものの、オランの宿屋に比べればだいぶこぢんまりとした店であった。
 看板には『白鴎亭』と記されている。
■ イルミナ To:屋内
 すいません
 6名とロバ2頭なんですけどお部屋ありますか?

■ 女主人 To:イルミナ
 いらっしゃい。長旅ご苦労様。
 6名用の部屋と‥‥ロバ2頭??
 ん〜‥‥馬小屋になっちゃうけど、それでも良いかい?
 もし、それで良いのならば裏に回しておくれ。いま寝床を準備してあげるから。
 リウ〜リウ〜〜。ちょっと馬小屋に2頭分準備してくれないかね?

 との女主人の声に、奥より少年らしき声が聞こえる。
■ リウ To:女主人
 あいよ、女将さん。もうちょっと待っておくれよう〜〜

■ 女主人 To:イルミナ
 んじゃ部屋に案内するからね。
 ってお客さん‥‥その荷台の荷物はどうしますのさ?

■ イルミナ To:女主人
 ロバの方はそれでお願いします
 荷物は...部屋に持ち込むわけにはいきませんでしょうか?(^^;

■ 女主人 To:イルミナ
 別にヘンな物じゃなかったら持ち込んでもいいけど。
 ただあたしは今食事の支度で忙しいし、リウもロバの寝床の準備で忙しいからあんた達の荷物を運ぶ手伝いはできないけどね。
 それでよければほら、部屋の鍵。階段突き当たりの左の部屋だから間違えないでおくれ。

 そういや、お客さんたち、食事はどうするのさ。
 普通に宿泊用定食でよければ、すぐに支度できるから、荷物を置いたらまた来ておくれ。

 と、「106」と書かれた木札付きのキーを手渡されます。
■ アシスト To:ALL
 ……ひょっとして2階まで、アレを運ばなきゃなんないの?(’’;

 ひょっとしても何も。
 それとも荷台事ここに放置しておくのかい?
■ アルティア To:ALL
 むむむ、ここは若いモンに任せて年寄りは先に休ませてもらうとしますかのぅ〜。
 あああ、そんなこんなでまた持病の腰痛が〜。

 と言いつつ押さえるのは頭(笑)。
■ イオス To:アルティア
 え、アルティアさん腰が悪かったんですか?
 そういってくれれば荷物もちの手伝いくらいしたんですけど。

 あんた良い子や(;-;)。
 おにーさんの狂言なのだから、かるぅ〜く流しなさい。かるぅ〜〜く。
■ アルティア To:イオス
 いや、その、ええと、あはははは〜。
 ま、まあ、ごくたまに痛くなる時がある程度ですから大丈夫ですよ〜(^^;

 流石に真に受けられるとは考えてなかったのか。ちと焦るあるち〜(笑)。
■ イルミナ To:ALL
 あっ、それじゃ、私先に部屋のほうへ行って部屋の様子を見てきますね
 階段とか狭くて運びにくいと思いますけど、気をつけて運んでくださいね
 くれぐれも怪我のないように(^^

■ ラウル To:イルミナ
 あー。まあ、オレとアシストといればなんとかなんだろ。
 ダメだったらまたその時考えたらいいさ。

 と、イルミナとクレフは一足先に渡されたキーの部屋へと向かう。
 調べた結果、集中して圧力をかけない限り大丈夫だと‥‥クレフは思った。
■クレフ To:イルミナ
 …これならあの重い槍でもだいじょうぶそうだよ。ただ、取り扱いには気をつける必要がありそうだけどね(^_^;)

 一方階下では‥‥
 ラウルが肩や指をバキバキと鳴らしながら、やる気まんまんに
■ ラウル To:アシスト
 さーて、始めるとすっか。

 槍の前部分をアシスト。後部分をラウルが担当し、何とか持ち上げる事はできたのだが‥‥
■ ラウル To:アシスト
 うし、そのまま、この調子で、運ぶぞ……。

■ アシスト To:ラウル
 うんせうんせ……やっぱり重いね(><;
 よいしょっと!。

 階段にさしかかった所でラウルの手が滑り‥‥ゴン!
 あえなくラウルは槍の下‥‥幸いな事に怪我はないようである(^^;;;
■ アシスト To:ラウル
 うわわっ。ちょっとラウル兄ちゃん生きてるー!?

■ ラウル To:アシスト
 うーむ…………なんとかな。(_ _;

 その音を聞きつけ、あわてて階段に戻ったイルミナは、
■ イルミナ To:ラウル
 だ、大丈夫ですか?
 怪我は...なさそうね。よかった
 あっ、えっと、槍を二階に運ぶ前に皆さんの毛布集めさせてください
 床がぬけると困るので槍の下に敷くのに使いますので。

 と、槍を二階にあげる支度にかかる。
■クレフ To:槍上げてる人たち
 だ、だいじょうぶですかぁ〜…?(どきどき)

■ ラウル To:イルミナ&クレフ
 ん。ああ、一応、大丈夫、だ。……こらせっと。

 と、なんとか這い出ながら答えるラウル。
■ アルティア To:ALL
 ふうむ、それじゃロープを結んで上から引いて、手助けするとしますか〜。

■ ラウル To:アルティア
 すまねえ。そうしてくれるか?

 コードネームは「大きなカブ」?
■ イオス To:ALL
 じゃあ、ロープを結びます。

 名乗りあげたイオスは、鮮やかな手つきで槍にロープを結ぶ。
 なかなかに自信があるようだ。

 さて、気を取り直して再挑戦。
 カ‥‥‥槍はちゃんとあがるのか?
■ ラウル To:ALL
 悪ぃなあ。ミスっちまったばっかりに。

 階段の途中まで槍がきた時に‥‥その時悲劇は起こった。
 ‥‥あともうちょっとでやりが2階にあがるというのに。あはれ、ロープは外れてごろろん‥‥
■ イオス To:ALL
 ごめんなさいラウルさん、大丈夫ですか?

 自分の結び目が原因と、すこし心配気なイオスに対し、
■ ラウル To:イオス
 うん……ああ。もう、慣れちまったさ。(_ _;;;

 ラウル。強い☆
■ 女主人 To:冒険者
 ちょ、ちょっと。あんた達さっきっから何ごたごたやってるのよ。
 槍だか棒だか知らないけどね。うちの宿壊さないでおくれ(^^;;;

 先ほどから失敗2連続なせいか。ちょっと心配顔の女主人であった‥‥
■ アシスト To:女主人
 ごめんね、おばちゃん。もう失敗しないから……(^^;

■ ラウル To:ALL
 うーん。今度こそ、な。
 さ、気ぃ取り直してもっかい行こうか。

 気を取りなおして3度目の正直。
 2度あることは3度あるという言葉もあるが、それは気にしないとゆー事でチャレンジし‥‥なんとかぎりぎりではあるが無事2階へと槍を運ぶことができたようだ。


 さてさてさて。
 なんとか無事に槍をあげた面々。さてこれからどうする?
■ イルミナ To:ALL
 それじゃ、槍をこの毛布の上に置きましょう
 落とさないようにそっとね

 そう言いつつ、槍を置く作業を手伝う。
■ ラウル To:イルミナ&アシスト
 おう。さっきみてーに手ぇ滑らしたら床抜けちまうものな。

 先ほどのことを思い出し、より慎重になる面々であった‥‥。
■ イルミナ To:ALL
 さてと...それじゃ、下に行って夕食にしましょう(^^
 さすがにお腹すいたわ。ね、クレフ(^^

■クレフ To:イルミナ
 そーですよぉ、私は既に倒れる寸前…(;´Д`)

 確かに。
 付いた時点でぺこぺこだったお腹も、今ではお腹と背中がくっつきそうな具合にまで発展している。
■アルティア To:All
 さあて、そうですねぇ〜。ご飯食べて明日に備えるとしますか〜。

■ アシスト To:ALL
 そうだね。この槍を持ってくるだけでも体力使っちゃったよ(^^;

 ポンポンと槍を叩く。数日後にはまた同じ目に会うことになるのだが‥‥忘れてないよね?
■ アシスト To:アルティア
 今日のご飯はなにかな〜。あ、変なものばかり頼まないでよ、アルティア兄ちゃん。

 オランでの事を思いだし、とりあえず釘を刺すアシスト。
 『変』なものの定義が個人によって異なる事が、その原因であると思うのだが‥‥‥
■ アルティア To:アシスト
 へへへ?私がいつ変な物なんか頼みましたかぁ〜?

 本人自覚なーし(笑)。
■ ラウル
 そりゃあ、頼んだモノみんな旨そうに喰ってたものなあ(笑)

 思い出し笑いのラウル。
 アルティアはなんでも食べる良い子なんだよ、きっと(笑)。


 夕食は疲れた身体には暖かく、かつ、胃に優しいものであった。
 女主人の会話を調味料に、のどかな夕食が続く。

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 GM : shuu
 mail: shuu@ichinoseki.ac.jp