SW-PBeM Scenario #65

3章 ……もしかして、無駄足かしら?
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盗賊ギルド  ミスティのお部屋

 キャンドルは、多少なりとも情報を得られればとギルドへ向かった。
■キャンドル To:ミスティ
こんにちは。
最近は、どうかしら?

■ ミスティ To:キャンドル
まぁまぁって所ね。
あなたは?

■キャンドル To:ミスティ
良くも悪くも、冒険者。
って感じかしら?

 自分の前に50ガメルの山を作り、それを手で押さえながら、
■キャンドル To:(応対者)
今日買いに来たのは、チャダイ村の情報なの、最近そこの村人が特産のきのこを売りに 来なくなったから様子を見て来てくれってね。
仕事って程じゃないんだけど、成り行きでそこまで行く事になったから何か情報が無いかな〜と 思って来て見たのよ(苦笑)

そのものズバリか、それ絡みの情報があればそれを、後は、お金かコネに絡みそうなのがあれば、 そっちでも良いわ。
この額以上の情報があるなら、(ガメルを)積むわよ。(微笑)

■ ミスティ To:キャンドル
チャダイ村ねぇ……良く知らないわね。
残念だけど、特に情報はないわ。

 当然の如く机に置かれたお金をしまいながら、ミスティは答えた。
■キャンドル To:ミスティ
そう…、答えまでに間が無いわね(苦笑)
ギルドに情報が無いなら、やっぱりお金にもコネにも縁は無さそうね。(溜め息)

じゃあ、何か良いネタ(情報)拾って来たら、買ってもらえるかしら?

■ ミスティ To:キャンドル
ええ、それに見合う価値があればね。

■キャンドル To:ミスティ
じゃあ、買ってもらえるネタ(情報)でも、がんばって探してくるわ。

お邪魔さま、また、何かあったらよろしく、お願いするわ。

 と、席を立ちながらお別れの挨拶。
■ ミスティ To:キャンドル
気をつけてね。

 ヒラヒラと手を振るミスティを残し、キャンドルはギルドを出た。
 いや、だから、……何も情報がないって情報が得られたじゃん。
 決して、無駄足なんかじゃ……ないと思うよ、うん……。

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