発見 No2 | しなりお #58 |
過ち |
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■ 診療所 |
アリアを連れ再度ファレン宅に訪れた冒険者達は意識不明の子供が眠る部屋までやってきた。
■アリア To:青年&ファレン |
?! イオン・イオン何があったんですか? |
■ファレン To:アリア |
僕も詳しくは知らないよ、この子が家の前で倒れていたから看病をしていたんです。えでんさん達の方が知っているかと |
■アリア To:ALL |
イオンに何があったんですか?こんな大怪我をするほどの…… |
■リシィア To:アリア |
ええと……少し驚かれるかとは思いますが、落ちついて聞いて下さいね。 |
かくかくしかじか。と、事の経緯を説明します。
■アリア To:ALL |
そ・そんなイオンが…… |
真相を聞き呆然としています。
言いにくそうにしながら。
■リッキ To:アリア |
あのね……イオンくんは、母さんのためだって言ってたんだって。キースくんがそう聞いたって。 |
■アリア To:ALL |
私の為だろうと、他の子供達の為だろうと人様の物を…… 皆様には大変ご迷惑をお掛けしました。 イオンが目を覚ましたら叱っておきます。 本当に申し訳御座いませんでした……。 |
冒険者に頭を下げたまま上げようとしません。
■リッキ TO:アリア |
あ……あの〜。叱らないでほしいな……。さんざん、怖い目にあったんだから。イオンくんが思い詰めないようにしてあげてよ〜。ね。 |
■アリア To:ALL |
でも、悪い事は悪いと教えないとまた同じ事をやってしまうかもしれませんし…… |
■ファレン To:ALL&アリア |
叱る叱らないはイオンさんが気が付いてからでも良いでしょう。それと部屋を変えましょうか? |
■アリア To:ファレン |
で・でも…… |
■ファレン To:アリア |
まぁまぁ、何時起きるか分からないし。 |
別室に通されイオンを発見した時の事、お金の事等一通り話、そのうえイオンに付き添うと言うアリアを説得した。
■ファレン To:アリア |
大丈夫です、イオンさんが気が付きましたら連絡しますので。 |
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