あ〜れ・キュイジーヌ!
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| ■野営地 |
先に戻ったダーナたち3人が火を起こして待っていると、それぞれ思い思いの食材を手に入れて仲間達が戻って来た。
レンシオは謎の肉と鹿の肉を持って来た。
シェルはクルミ、ハーブ、マッシュルームを持って来た。
ラウルはカエルと自然薯と野うさぎを持って来た。
ノエルは水汲みのついでにヤマメを手に入れて来た。
かなり多い…というより確実に食べきれないほど材料は揃ったが、はてさて、この材料でどんな料理をつくるのだろう???
| ■ノエル To:レンシオ |
|
それ・・・ なんの肉? |
6ゾロで肉の正体を見破ったノエルであったが、『どっからどう見てもヘビにしか見えないけど』とは怖くて口に出せないでいる……(^-^;)
| ■ルーイ To:ノエル、レンシオ |
| え? 肉がどうしたの? |
ノエルのただならない様子(?)に、つられてレンシオの持つ肉を見てみたが、ルーイには何の肉か判らなかったようだ。
| ■レンシオ To:ノエル |
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いや、なに。気にする必要はないよ。 ちゃんと食べられるし、美味いからさ。 |
| ■ノエル To:レンシオ |
| ほんとにおいしく調理してね(--; |
ノエルは不安そうにしている。
| ■ミルマ To:ALL |
| わー、みんな大漁ね〜♪ たきぎもたーんとあるから、使ってね〜 |
| ■ノエル To:ミルマ |
| すごいいっぱい持ってきたのね。ごくろうさま(^^) |
| ■ダーナ To:ノエル |
| うむ、最近は冷えるからな、調理用だけじゃなくて 夜に暖を取るぶんも集めてきたのだ。 |
シェルはレンシオのもってきた大きい肉の方に注目している。
| ■シェル To:レンシオ |
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レンシオさん、大猟だったね〜(^^) あ、そうだ、料理に使いたいからその肉ちょっと分けてくれない? |
| ■レンシオ To:シェル |
| どうぞどうぞ。使う分には困らないと思うよ。 |
| ■シェル To:レンシオ |
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ありがとー(^^) |
| ■ミルマ To:シェル |
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シェル君 お料理できるの〜?すごーい! ミルマ、手伝う〜♪ |
| ■シェル To:ミルマ |
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手伝ってくれるの?、ありがとー(^^) ボク、とってきたクルミとか使ってスープみたいなの作ろうと思ってるんだ。 え〜と、じゃあ、7人分のスープだから、お湯いっぱい沸かしてくれない? |
| ■ミルマ To:シェル、ノエル |
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うん!わかったの〜。 ノエルさんの汲んできてくれた水、つかってもいい? |
| ■ノエル To:ミルマ |
| あ、どうぞどうぞ(^^) |
ミルマは、かんたんなかまどを作って火を起す。
その横でレンシオは鹿を捌き始める。
皮を剥いで背肉の部分を取り出して、鹿の背肉の刺身の用意。
肉をいくらかシェルに分けてあげたあと、レンシオはレンシオで別の鍋でシチューを作ろうとしているようだ。
| ■シェル To:ミルマ |
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じゃ、ミルマさん、火の番よろしく〜 さてと、ボクは具を切らなくちゃ。 |
シェルに頼まれ火の番をするミルマ。
| ■ルーイ To:シェル |
| あのぉ、僕も何か手伝えることあります? |
みんなが忙しそうに働いてるので自分も何かしなくてはという気になったらしい……。
| ■シェル To:ルーイ |
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あぁ、ありがと。 じゃあ、これ、食べやすい大きさに切ってくれる? |
ルーイにクルミを渡し、自分はマッシュルーム、鹿肉を食べやすい大きさに切る。
| ■ルーイ To:シェル |
| は〜い。え、えっと食べやすい大きさにっていうと……。 |
クルミを渡されて戸惑うルーイ。
とりあえず手近な石で殻を割って中身を取り出し、適当に刻んでみる。
| ■ルーイ To:シェル |
| こんな感じでいいですか? |
| ■シェル To:ルーイ |
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うん、そんな感じでいいよ。ありがと(^^) |
湯が沸いたところで、クルミ、マッシュルーム、鹿肉、ハーブを鍋に入れて煮込むシェル。
そして十分煮込んだら、塩とコショウで簡単に味付け。
| ■シェル To:ミルマ |
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味付けは……こんなもんかな? ミルマさん、ちょっと味みてくれない? |
| ■ミルマ To:シェル |
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わーい、おあじみおあじみ〜♪ ……ん〜。ちょっとおシオが足りないぎみかなぁ… もうちょっと入れてみたらどうかなと思うの〜 |
| ■シェル To:ミルマ |
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そう? じゃあ、塩をもう少し……。 |
塩を入れようと容器を振るとその勢いでフタがはずれてしまい、塩がかなりいっぱい入ってしまった。(笑)
| ■シェル |
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あ………いれすぎちゃった……(--;;) …ま、まあ、多少塩がきいてる方がおいしいってこともあるよね… (^-^;;;) |
鍋をかき混ぜながらなんとかゴマかすが、こめかみに冷汗をかいていたりする(笑)
| ■ミルマ To:シェル |
| え、エヘヘヘヘ…(^^;;;; |
見てみないフリしてみたりするミルマであった(笑)
| ■シェル To:ミルマ、ルーイ |
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いちおう味付け終わったから、あとはハーブを取出して…っと。 ミルマさん、ルーイ君、手伝ってくれてありがと〜(^^) シェル&ミルマ&ルーイの「森のスープ」 完成〜♪(*^o^*) |
| ■ミルマ To:シェル、ルーイ |
| 完成〜♪(*^-^*) |
| ■ルーイ To:シェル、ミルマ |
| 完成〜♪\(*^o^*)/ |
| ■ノエル To:シェル、ミルマ、ルーイ |
|
あ、ついにできたんだ。う〜ん。おいしそう。 いい匂いね。 そうそう、次に包丁借りるわね。ちょっと私もとってきたものがあるから。 |
ノエルは水袋からヤマメを取り出した。ヤマメはぴちぴちとはねる。
| ■ノエル |
|
おいしそうでしょ。いきのいい方がおいしいと思ってわざわざ水袋に入れてきたの(^^) 食べちゃうのはちょっとかわいそうだけどね。 |
ヤマメの頭を落として腹を割き、内臓を取り出して捨てる。3枚におろして小骨をとる。
| ■ノエル |
| ここで小骨をしっかりとらないと全部台無しなのよね。 |
身をまな板の模様が見えるぐらいの薄切りにしていく。
| ■ノエル To:ALL |
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さてと、あとは盛りつけるだけかな。見た目も大切なんだけど…… それに味付けもどうしようかな…… どうしたらいいと思う? |
| ■レンシオ To:ノエル |
|
野外で食べる食事なんか、食べられる程度の味で十分だよ。 塩で良いよ、塩で。 |
| ■ノエル To:レンシオ |
| でも〜 |
| ■ルーイ To:ノエル |
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ち、それってただ生の魚を切っただけじゃ……随分豪快な料理ですね(^-^;) (モモンガのおにーさんも生肉を切っただけの料理作ってるし……冒険者の人たちって生が好きなのかな???) |
| ■ノエル To:ルーイ |
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(ちっちっちっ) それは違うなぁ、ルーイ君。 これは豪快なんじゃなくて、素材の味を最大限に生かした繊細な料理なのよ。 |
| ■ルーイ To:ノエル |
| う、う〜ん。そうなんですか(^-^;) |
そんな話をしているところへミルマが盛りつけに関してアイディアを出す。
| ■ミルマ To:ノエル |
| おっきな葉っぱ洗ってその上に並べたらどうかな? 葉っぱのかおりも移るし、オイシイかも〜 |
| ■ノエル To:ミルマ |
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あ!それぐっどあいであなの〜(^^) それじゃおっきな葉っぱを探してこなくちゃね。 |
ラウルはラウルでダガーで持ってきたカエルの腹を割いて中身を取り出し、腿や胸の辺りの肉を食べやすい大きさに切り分けている。
| ■ノエル To:ラウル |
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レンシオさんも手際いいわね〜 ところでラウルさんは何を作る予定なの? |
| ■ラウル To:ノエル |
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んーと、フライパンで炒めるだけのつもりだけど… 塩と胡椒だけじゃ味気ないかなあ…? |
と言って、調味料の中をなにやら探し始める。 調味料セットの中からガーリックが見つかった。
| ■ラウル |
| …んっと。おし、コレあるなら少しはまともなのできそーだな(苦笑) |
ラウルの料理も無事(?)出来上がりそうである。
さて、レンシオはというと……。
| ■レンシオ |
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………………みんな………食べるかなぁ………これ。 「鹿の血をベースにした丸ごとシチュー」……… |
レンシオの目の前にある、ぐつぐつ煮立っている鍋。
それは、血のような真っ赤な液体で満たされていて、鹿の頭蓋骨やら臓物やらが浮き沈みしており、まるで魔女が毒薬を作っていてもおかしくないほどおぞましいものであった……(^-^;)。
| ■ノエル To:レンシオ |
| 確か、シンディさんの作っていたカエルのスープも真っ赤だったのよね……(--; |
| ■ミルマ To:レンシオ |
| ……レンシオ君、絵本に出てきた魔法使いのおばあさんみたい。 |
| ■ルーイ To:レンシオ |
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ふええ……。こわいよー(T_T) |
| ■シェル To:レンシオ |
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うわ……。 レンシオさん、それ…なに…? …グニョグニョして気持ち悪そうなんだけど……(--;;) |
シェルはグニョグニョ系は苦手なのである(プロフィール参照)
| ■レンシオ To:各々 |
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………………(^^;;; やっぱり不人気だなぁ(苦笑) |
そんな感じでどうやら料理も出来上がったようである。
果たしてその味はいかに!?