SWPBM#35におけるばんえい競馬のレースシステム

ばんえい競馬について

 ばんえい競馬とは、重量物の載ったそりを馬が引っ張り、途中の2つの障害物を越え、どちらが速くゴールしたかを競うレースです。
 オランでは、豪農の一人、ハルトマンの主催で毎年、年4回行われるイベントであり、このシナリオは秋なので収穫祭の時に行われます。
 ただ、ばんえい競馬に出走する馬は、特にこのイベントのためだけに馬を育てているわけではなく、普段から農耕作業を行う馬をレースに出させているにすぎません。
ただ、このレースで強い馬は、それだけ重い荷物を早く運ぶことができるという意味でもあり、市場価格より高値で取り引きされる傾向があります。
 最近では、レースの賞金が高いため、不正が行われる可能性があるので魔術師ギルドに協力を要請して不正が発生しないよう対策をしています。(具体的にはセンスマジックによるドーピングおよびレース妨害の防止です。)
 毎年、ばんえい競馬のたびに並ぶブックメーカーによる賭けはオラン市民の楽しみのひとつとなっています。


なお、ばんえい競馬のコース形態は以下のようになっています。

                                  /\
         S          /\           /  \         G


        スタート        第1障害             第2障害       ゴール

コース内の各場所の説明を以下で行っていきます。

第一直線−スタートから第一障害の間の直線。普通の馬なら立ち止まらない。
第一障害−低めの高さの障害。息を入れる必要はないが馬は消耗をする。
第二直線−第一障害と第二障害の間の直線。第二障害への到着順を争いが激しい。
第二障害−ばんえい競馬最大の障害。この障害を越えるため普通の馬は息を整えるために休息する。
第三直線−最後の障害。第二障害で力を使い果たした馬はここで文字通り止まることがある。
     最も白熱するシーン、大逆転劇などは常にこの第3直線で生まれる。
 


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原    作:  宮  


原    作:  宮  

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