森 |
ホズとティールの家を後にした冒険者達。
村長からもらった地図を頼りに山へ入るが‥‥その地図は、あまりにも頼りない。
果たして大丈夫だろうか??
■ ノエル To:ALL |
そういえば、この地図って正確なのよね? 村長さんは森には入らないようなこと言っていたけど、ホズさんが迷わず印をつけていたって事は、ちゃんとあってるって事よね?? |
■ オジイ To:ノエル |
多分、ノエルの言うとおりじゃないかな。 どのみち、この地図が頼りですし、まずは信じていきましょうか。 |
冒険者達は沢沿いを歩いて行く事にした。
多少山道よりは道が悪いが‥‥そんなに切り立った沢ではないので、多少歩きにくい程度である。
途中途中に流木や、落ち葉が溜まっているところなどがある。
■ オジイ To:ALL |
なんか、すぐ迷いそうな道ですねえ。 こうなると、アトールとアフルとノエルが頼りですね。よろしくお願いしますね。 |
といいつつも、オジイも周りの木々などに異変や異常がないか観察しているようである。
■ アトール To:ALL |
あんまり頼りにされるほどアウトドア(レンジャー技能とも言う(笑))は得意じゃないんだけど(^^;;; まあ、せまい村だしそれほど心配することは無いと思うけどな。 |
■ アフル To:オジイ |
大丈夫大丈夫、この地図で見たら結構近いし、いざ迷っても、この川に沿って歩けば村に戻れるしね。 問題は、その木がすぐわかるかどうかなんだけど… |
■ ヘルムンス To:アフル&ALL |
もしすぐに分からないようでしたら、いたずらに探そうとしないでホズさん達の休憩所に行って彼らに聞いたほうがいいですね。 ホズさんたちは昼の休憩後はどこにいるか分からなくなってしまいますが、木は逃げやしませんから。 |
冒険者達は自分の足下、周辺に気を配りながら歩いた。
‥‥‥
村を出てから1時間ほど歩いたところに、沢からも見えるぐらいのちょっと大きめの木を見つけた。
■ ノエル To:ALL |
あれ・・・かなぁ? |
村長からもらった地図と照らし合わせながら慎重に位置を確認する。
■ オジイ To:ALL |
とりあえず、観察してみませんか? |
しゃべりながらも、周りから矢が飛んでこないか注意を払っているようである。
■ アフル To:ノエル |
うん、あれが一番目立ってるし、間違いないと思うよ。 |
と言って、木の方に向かって歩き出します。
■ ノエル To:アフル |
ちょっと待ってよぅ |
先に行くアフルを見て、あわててがさごそと地図をしまう。
■ ソフィティア To:ALL |
そんなに切羽詰ってるわけじゃないし、木の場所まで行ってみましょうよ。 |
■ オジイ To:ALL |
そうですねえ。いってみましょう。 |
一同は話ながら木に近づき始めた。
近づいてみると、だいぶ大きな木であることがわかる。
木こりが手入れしているのだろうか、下枝はけっこう綺麗に落とされている。
この木を登るのは‥‥ちょっと酷に思えた。
■ オジイ To:ALL |
これは……ちょっと登るのは難しいですね。 で、矢を射るなら、どちらからでしょうか……。 |
と当たりをきょろきょろと見渡す。
ところが、この木はどの方向に対しても見晴らしがよく、ある一定方向から矢を射たとは確信がもてなかった。
<<情報>>
木の近くに寄ると、以下の情報が得られました。
- 木の太さはおおよそ3mぐらいです(だいぶ太いです)。
- 木の下枝はだいぶ落とされています。
- 下から見た限りでは、矢傷らしきものは判別できませんでした。
- 木から周辺を見渡すと、周辺まんべんなく見晴らしがよさそうに思えます。
(木に登れないので、あくまでも推測です)
- 近くに切り株らしきものはありません。
- 巨木の近くには、若い木が植えられています。ヨコからみるとこんなカンジです。
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||||| | | | →川の方向
- 目立つ不自然なくぼみはありません。
■ ノエル To:ALL |
とりあえず変わったものはないみたいね・・・ とりあえず、今回の矢文の刺さっていた状況と比較できるように、しっかりとこの場所のこと覚えておきましょう。 |
と、恋人の方を見る。
彼の記憶はかなり当てになるよね‥‥と思いつつ。
すぐに理解して、了解の意をウインクで返す。
■ アトール To:all |
この状況を頭にたたき込むから、ちょっと待っててくれ。 |
今回の矢文の刺さっていた状況と比較できるようしっかりと記憶する。