目次

プロローグ：パーティー結成！

第一章：冒険者の一時！

第二章：聞き込み開始！

第三章：いざ依頼へ！

第四章：嫌な奴ら登場！

第五章：探索は続く……

第六章：恐怖襲来！

エピローグ：一時の平穏

冒険のまとめ

■ 依頼掲示板の外れ

遺跡調査隊の護衛募集 ある程度の経験者求む 最大拘束日数一週間（予定）、一人５００ガメル、食事付き、人数不問 詳細は賢者の学院、若しくはラーダ神殿にて 賢者の学院

　どこにでもありそうな依頼書に、これまたどこにでもありそうな依頼が、恐ろしいほど事務的で簡潔な文で書かれていた。大きめな羊皮紙には、必要最低限のことしか書かれていない。それ故に、やけに白さが目立つ。 依頼を引き受けんとする者が本当に知りたいと望むだろう事項はまったく書かれていないから、もしかすると逆に必要最低限のことすら書かれていないようにも思われる。

　あまりの簡潔さに、他の依頼書に埋もれると、よほど注意を払わなければ見落としてしまうかもしれない。いや、むしろ他の依頼書と比べるとそのあまりの簡潔さと白さゆえに、却って目立っていると言う気もしなくもない。 なんにしても、この依頼が賢者の学院のものであると言うことは、最後の方に申し訳程度に書かれている署名が表していた。

Warning!!このシナリオは平均２〜３レベル以上の６人パーティー向きのシナリオです！

■ カヴァレス　人間、男、２４歳

吹けば飛びそうな深緑の魔術師，不死を求めて今日も行く。 何処かで彼が笑う度，誰かが何処かで不幸になるとか？

■ シュウ　グラスランナー、女、３７歳

「お気楽極楽なグラスランナー♪茶色のくりくりまなことツンツン立った髪がちゃぁむポイント♪ リュートを弾くのが大好きで、いっつもダッシュで走ってる〜♪」

■ リュセラ　ハーフエルフ、女、１７歳

気まぐれ気ままな泥棒猫。私用でしばらくお出かけでした。 さて、冒険生活舞い戻り。ここが彼女の居場所かな？

■ ラフィアン　人間、男、２４歳

「柄の悪さがうりの自他ともに認めるトラブルメーカー。 しかし、この濃いメンツの中ではいぢめられっこ路線決定ぎみ。（笑） 果たして、折檻死をまぬがれ、無事帰還することはできるのだろうか？」

■ ジル　ドワーフ、男、４５歳

「見た目は渋いボケドワーフ。誰が呼んだか通称空鈴のジル。最近ネタが空回りしているのが気になる（ＰＬ：ほっとけ！！） が、何故かリーダーに大抜擢（暫定）。大丈夫なのかこのパーティー（笑）！？」

■ エルシア・ヒャグチ　人間、女、１７歳

「駆け出し盗賊。養父に返す養育費を楽して稼ぐタメに、冒険者家業へと身を投げる。 　精霊しか友達のいなかったエルシアの明日はどこへ向いているのだろう？」