妖魔が村にやってきた
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第1章〜その1〜
アトースへ

銀の網亭

■セリス To:おやじさん
さっそく出発と言う事になりそうです。
預けていた物を頂けますか?
(主人が重そうに槍を持ってくる。それを片手で受け取るセリス(笑)) え?よくそんな長いのを使えるなって?
それは鍛錬していますからね。
(感触を確かめる様に槍を弄び、店に誰もいない事を確認。 一瞬セリスの表情が鋭くなる) "びゅンッ!"
私は小さいですからね。多少長くないと駄目なんです(笑)
(そう言っていつもの笑顔に戻る)

■ レンシオ To:セリス
(振り回そうとした瞬間は確かに誰もいなかった……が、いつ人が入ってくるかは分 からないものである)
お〜い、セリス。行かないの…

"びゅンッ!"(鼻先から数cmのところを槍がかすめる)

か………(‘_‘;)
セ、セリス……槍を振り回すときは気をつけよう…な。

■セリス To:レンシオ
あら?当たってしまいましたか?
(と、セリスの手元を見ると握りが短くなっている)
ちゃんと見て調整したつもりだったんですけど。 (どうやら一瞬で見切って長さを調節したらしい(笑))

■レンシオ To:セリス
いや、鼻先かすめただけだけど…。
危ないから、屋内で槍振り回すなっての!

まあ、何でもいいけど、みんな出発し始めているぞ。

■ フェイス To:また独り言
(そうか〜、セリスって小さいからすごい長い槍をもっているんだ♪
……ってことは、セリスよりずっと小さい僕にあっている槍って、もしかしてセリス の持っている槍の2倍ぐらいはあるのかな〜……ひえぇ〜、僕はショートソードにし ておいてよかったぁ♪
んで、セリスとレンシオはああやって抜き打ちで戦闘の特訓をしているんだね♪
ああやって日頃から特訓しているんだ〜、ベテラン冒険者は違うな〜。僕も気を引き 締めていかなきゃね。次は僕の番かな、わくわく。

………やっぱり僕がいきなり石とか投げてもレンシオたちならよけちゃうんだろう な〜、……わくわくっ☆)

アトースへの道中

一行は案内役のグリーグの案内の元、アトースへと向かいます。

■ フェイス To:独り言
(歩きつつボソっと) アトースいつ行くの〜? あとッス! なんちて〜……ぷっ

■ レンシオ To:フェイス
………………。
あとでも先でもアトースはアトースだけどな…。

■ヴェアリアス
・・・・・ん?(何か聞こえたような・・・・)

■ レンシオ To:ヴェアリアス
……なんでもない、気にしないでくれ……。

■ ヴェアリアス To:レンシオ
・・・どうかした?
なにか疲れてるみたいだけど。あ、そっかぁ。
今度の冒険で緊張してるのね。大丈夫だって、気楽に行こうよ(^^)
ルーンマスターにとって精神の疲れは大問題なんだから。

■ ヴィクトール To:ALL
そこっ、私語は禁止!
(と言いつつ、びしぃっとあさっての方向を指さす)
って、一度言ってみたかったんだ。

■ フェイス To:ヴィクター
わ〜ヴィクターかっこいい〜!!
「そこっ、しごはきんし!」かあ…☆ めもめも(いつか僕もいってみるぞぅ)

ナウなヤング風にいうとチョベリグ〜って感じ?

■ レンシオ To:フェイス
(ものすごく疲れたように)
フェイス……それは死語っていうんだよ……

■ フェイス To:レンシオ
えっ!? …そうかぁ。なるほどなるほど
……ようするに、死んだあとじゃなにごとも遅いってことだね♪ 生きているうちに 頑張れってことだよね、深いなあ…

あれ? レンシオものすごい疲れているみたいだけど大丈夫? これからだよ、がん ばろうね♪(おまえのせいだ、おまえの(^^;)

■ レンシオ To:フェイス
………(TT)
(これ以上何もいう気になれず、沈黙)
フェイス、お願い……。少し静かにしてて……。

■ フェイス To:レンシオ
あ、うん、わかったよ♪ 疲れているのにごめんね〜(一応静かにすることを決意。 すぐ忘れちゃうと思いますが(^^;)。
レンシオよっぽど疲れているんだな〜。あんなに疲れているように 見えるなんて〜……言うなれば、疲労を披露している状態? ……ぷぷっ

■ ダーナ To:フェイス 
− むっつり黙り込んでいたダーナ、ポンと手を叩き。

英雄志願の冒険者だけに..ヒーローの疲労とと言うのはどうだ!

むぅ...すまん、私も疲れているようだ..。

■ フェイス To:ダーナ
が、がーーーん!! (激しくよろめく)
ヒーローの疲労…ひーろーのひろうひーろうのひろうひーろう の…(頭の中をダーナのギャグが走りまわっている)
す、凄まじすぎる……(かなりダメージを受けているらしい)
……ぼ、僕の負けだよ、ダーナの旦那…

師匠って呼ばせてくださいっ!!

■ ヴェアリアス To:グリーグ
それで、グリーグさん。
さっそく村の詳しい話を聞かせてもらえますか?

■グリーグ To:ヴェアリアス
1週間ほど前に、森で遊んでいた子供が妖魔らしき物を見かけたと騒ぎ 出しました。
その時は、子供の言うことでしたのでたいして気にとめてなかったので すが、4日ほど前から家畜小屋が荒らされたり、畑が荒らされたりと被 害が出てき始めましたので、村長が冒険者を雇うようおっしゃいました。
そして、昨日私が案内役としてオランに遣わされたのです。

■ レンシオ To:グリーグ
はあ、なるほど。
やっていることはゴブリンみたいだな。
で、その妖魔の姿形や行動パターンなんかは分かりませんか?

■グリーグ To:レンシオ
いや、私も直接見たわけではないのですが・・・・子供たちが話してい たのを総合して言いますと・・・(特徴について話す)

■レンシオ To:グリーグ
特徴はゴブリンみたいだが……
でもいくらゴブリンでも、単に荒らすって事はしないはずだけどなぁ……

荒らされたって、どんな風に荒らされてたんです?
根こそぎ掘り返されたとか、作物の上を走り回られたとか。
家畜なら殺されたとか、眠らされたとか。

■ フェイス(妄想中)
(「ごぶりん」かあ…。さっき言っていた「ようま」ってやつの名前だね♪ どんな やつなのかなぁ?
どうやら悪いヤツらしいけど、「ごぶりん」ってなんか可愛い感じだよね♪  愛称なのかな?
ほんとうはすごい怖い名前すぎるから「りん」がついているんだよ、きっときっと。

………どんな名前なのかなぁ……やっぱりもんのすごぉいヤツだよね…。
「ごぶりげす」とか…いやいやこんなもんじゃないかな。
「ごんぶと」…なんかちがうな。
「ごぶでびる」…これはけっこう怖いかも…
そんじゃそんじゃ「ごぶぎががんてすですとろいやー」とか………ひえぇ(妄想続 く)) う〜ん、う〜ん、う〜ん…(目を閉じながら眉間にしわを寄せ、苦しそうな声 でうなる(^^;)

■ ヴィクトール To:フェイス
ん?おぉーい、フェイスく〜ん。どしたの?苦しいなら、オレ魔法かけようか?

■ フェイス To:(妄想続き)ヴィクター
【さらに妄想続く】 (……でもやっぱり『リン』って可愛くていいよね♪
僕だったら「フェイリン」になるね。かっこいいけどちょっと女の子っぽいかな?
ヴィクターは「ヴィクリン」……ヴィクリんかぁ…判定が難しいところだなぁ〜。
ヴェアは「ヴェアリン」だね。う〜ん、ヴェアも「ヴェア」の方がいいかなぁ。
セリスは「セリリン」…せ、せりりん☆…可愛いらしい感じだねぇ! せりりんせり りん♪
レンシオは「レンリン」……う〜ん、それより「シオリン」の方がいいかな、なんと なく。そうしようそうしよう♪
ダーナは「ダーリン」…………… だーりん☆!!すごぉぉく、 いいねぇっ♪ だーりんかぁ〜ダーナいいないいな♪)
【先ほどより一変して満面笑みで妄想に没頭していたフェイス。ここでやっとヴィク ターの問いかけに気づいた】

……えっ? なに? ヴィクリン♪((^^;)

■ ダーナ To:(独り言)
人に仇為す妖魔退治か...。

冒険者の王道だな。

■ ヴェアリアス To:グリーグ
家畜や畑で被害?
家畜や作物が盗まれたってことかな?

そのときに気づいた人とかはいないの?
聞いたところでは人には被害はないみたいね。

■グリーグ To:ヴェアリアス
盗まれたと言うよりは、単に荒らされていただけのようです。
が、村人たちは気味悪がる一方でして・・・。
未だ人に被害は及んでいませんが、今後及ばない保証もありませんので みなさんにお願いした次第です。

■ ヴェアリアス To:グリーグ&レンシオ
ふーん、そうなんだ。
レンシオさん、確かゴブリンって臆病な性格だったよね?
そんな意味がないことってゴブリンたちだけでするかなぁ?
何か理由があったとしたら、黒幕がいる可能性があるわね。
前に似たような事件を扱ったことがあるから。

もしかしたら・・・・前の依頼の兄妹・・・?もしそうなら、今 度は決着を・・・

■ レンシオ To:ヴェアリアス
俺もそう考えていたんだよ。
特徴はゴブリンらしいけど、ゴブリンの仕業とは思えないんだ。
本当に妖魔が相手なら、ゴブリンだけとは思わない方が良さそうだな。

……以前何があったのかは知らないが、それが手掛かりになりそうだったらあとで教 えてくれよ。
まあ、何にしても現地に着くまでは一切の確証は得られないって事だな。

■ ヴェアリアス To:レンシオ
・・・・・ん、わかった。
そのときはみんなの力を貸してね(^^)

■ ヴィクトール To:ALL
ふと思ったんだけどさ、子供たちの悪戯って可能性はないのかな?

■グリーグ To:レンシオ
さぁ・・・詳しいことはなんとも・・・。
とにかく村へ急ぎましょう。

■ ダーナ To:ALL 
むぅ、アトースに行く事に異論は無いが、この依頼は正式に受ける事にするのか?
被害の現状を見て判断では効率が悪すぎるぞ。
依頼を受けるなら受けるで、前金を慣例どうり貰う事にしよう。
まぁ、成功報酬の1割りから3割と言ったところか。
この前金を貰う事で我々も途中で仕事を投げ出すのなどの
無責任な事が出来なくなるので契約の代わりと思ってもらえば良いんじゃないか?
さて、どうする?

■ レンシオ To:ダーナ、グリーグ
それで別に異論はないんですけど……。
この人は単なる伝令で、現地に着いたら前金もらえるんじゃないですか?

(グリーグの方を振り向く)
そこのところはどうなっているんです?

■グリーグ To:レンシオ
報酬の方は村長に相談してください。
私はただ案内役としてオランに来ただけなので・・・なんとも・・・す みません。

■ ダーナ To:グリーグ 
なんと、冒険者を雇うのに前金を用意してないとは。
まぁ、今まで冒険者などに無縁な村だったのだろうな仕方ない。
アトースに行って村長に交渉する事にしよう。
交渉決裂の場合もアトースに赴いた分の手数料は頂くぞ。

■グリーグ To:ダーナ 
はぁ・・・申し訳ありません

アトースへ向け出発。どんな事件が待っているのか?敵は何者なのか?
冒険者達の物語は続く。


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