銀の網亭 |
パーティ結成を祝う宴会の翌朝。すがすがしい朝。パーティの面々は依頼を受けるべく、銀の網亭に集まっていた。
■依頼掲示板 |
村を脅かす妖魔を退治して欲しい。 妖魔の正体は不明。しかしながら、勇気ある冒険者諸君なら、恐れるにはたらんと思う。 報酬は全員で2000ガメル。村に滞在中は、食事支給有り。 「銀の網亭」
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■ レンシオ |
さて、と…。 どの依頼受ける? あまりリスクは背負いたくないから、この妖魔退治ってのはできれば避けたいんだだ けど? |
■ ダーナ To:レンシオ君 |
ふむ、確かに無用なリスクは避けたいものだな。 しかし、人間を相手にするのも妖魔を相手にするのも、 危険という点では同じだな。 妖魔の格にも依るが、私は人間より妖魔と戦っていた方が 多少、気が楽だと思うぞ。 何より、人殺しだけは避けたいな。 |
■ レンシオ To:ダーナ |
人殺しはしなくてすむ…か。
確かにそれは悪くない。人殺しをしなくて済みそうな依頼ならこっちに遺跡探査って
のもあるけど…はっきり言ってクズ依頼だな。 他のみんなはどう思う? |
そう言ってメンバーを見渡すレンシオ。
■ ヴェアリアス To:レンシオ&ダーナ |
私にはよくわからないな、その感覚。 どうして人殺しをそんなに意識するの? やっぱり同族意識の表われかな・・・・・・・ あ、でも別に妖魔に同情はしてないから。私たちにとっても 妖魔は敵同士だから。 そのあたりは私は平気だけど・・・・・・ (なんとなくセリスを見る) |
■ フェイス Toレンシオ&ダーナ |
う〜んう〜ん、ようまたいじかぁ……ようまをたいじするんだよね…… 僕は別になんでもいいよ。冒険ができるんなら♪ 村の人も困っているんだよね? 助けてあげなきゃ! ……でさあ、ようまって、なに? |
■ レンシオ To:フェイス |
そうだな…平たく言えば人間に害を及ぼす元妖精だった種族ってところかな? まぁ、それは偏見かもしれないけど、そう言う傾向にあるのは間違いないな。 |
■ フェイス Toレンシオ |
なるほど☆ 元妖精で人に害があるのがようまなんだね♪ 物知りだね、レンシオは
! めもめも
それにしてもようまってなにか嫌なことがあって性格ひねくれちゃったのかなぁ
僕も性格ひねくれちゃうとようまになっちゃうのかなぁ? |
■ ヴェアリアス Toフェイス |
フェイス君は大丈夫だって(^^) いくら妖精族だからってフェイス君は妖魔にはならないよ。 こんなに性格がいいし、グラスランナーが妖魔になったなんて話着たことが無い もの。 フェイス君が心配なら私はとっくの昔に暗黒神のしもべになってるわ。 ねえ、ロード?あんなもの持ってるんだから・・・・ (「メンバーのみんなには誤解される前に話しておいたほうがいいかな?」) (問い掛けられても何のことやらと首をかしでるロード)(笑)) |
■ レンシオ To:フェイス |
そういうことだ。 今のお前からはとてもじゃないが、その昔のお前って言うのは想像できないくらいだ よ。 暗黒神に使えるグラスランナーは却って珍しいからな。 いたら、逆に尊ばれるかもな…悪人に。 |
■ フェイス To:ヴェア |
僕…性格よく見える…?もしそうだとしたらチャクラのおかげだね♪
昔かなり性格悪かったし… とりあえず、僕はようまにはならないんだね、よかった…あんなすごいヤツになった ら仲間でいてもらえないもんね、ほんとよかったぁ〜(ちょっと目尻ににじみ出た涙 をふく)! (妄想を続けるうちにフェイスの頭の中で、ようまブラックフェイスはそれはもう恐 ろしい物体に進化を遂げていました(^^;)
フェイス君が心配なら私はとっくの昔に暗黒神のしもべになってるわ。 ???(聞こえちゃったけど「あんなもの」ってなんなんだろう…聞かないほうがい いのかなぁ…) |
■ ヴィクトール To:ALL |
そうだね・・・オレは宝探しの仕事にも興味あるけど、この間ゴブリン語も覚えたし、妖
魔と会うなら、何かの役に立つかも知れないよね。うん、それで良いと思うよ。 でも、妖魔退治って何処までが”退治”なんだろうね?村の近くから追い払えば いいのかな?それとも・・・ |
やや、深刻な表情になり考え込む・・・。
■ フェイス To:ヴィクター |
すごいやヴィクター、ようまとお話ができるんだね♪ あと、ビーッ
!ってできるしね♪ お話ができるんなら、なんで村にめいわくをかけるのかも聞けるんじゃないかなぁ? ようまだってヒトの村を襲うなんて、りくす(あれ? りすく、だったっけ? まあ いいや)あるのに、なんの理由もなしにめいわくかけたりってないと思うし〜。なに かあるんだよ、きっときっとたぶんおそらく
う〜ん、とりあえず、この掲示板書いたヒトにお仕事の内容聞いてみるのもいいか
も〜。 |
ヴィクターの真似をして深刻な表情をするフェイス。
■ ヴィクトール To:フェイス |
まだ実際に試したことはないんだけどね。 理由かぁ〜、この前の冒険で会ったゴブリン達も、そう言えば理由があったなぁ。 話して見なきゃ分からない事って、きっとたくさんあるんだね。中には話しても分かって くれない人もいるけどさ (相棒が妙に真面目なので、退屈そうに欠伸をするリッキー) |
■ フェイス To:ヴィクター&リッキー、セリス |
やっぱりそうゆうこともあるんだ! だよね〜♪
(あくびしているリッキーに気づいて) |
暇で仕方のないリッキーは、遊び相手をして貰おうとフェイスに愛想を振りまくのであった(笑)
■ ヴェアリアス To:セリス&メンバー |
それは多分・・・・ (不安そうなセリスを見る) セリスさん、大丈夫?違う仕事探す? 本当に依頼人が妖魔に苦しめられてるっていうのなら 助けてあげないといけないけど・・・・・この仕事できそう? |
■セリス To:みなさん |
善悪の是非を問うのはここではやめておきましょう。 とりあえず困ってる人がいて我々にそれを救う力があるならば 話を聞いても良いのではないでしょうか。 私達はまだ未熟で小さい存在。妖魔を含む我々生き物が憎しみ合い、 殺し合う過去からの流れを断ち切る事は出来ません。 それでも一つの村、と場所を限定されれば方法はあるかも知れません。 ですから話を聞いて、状況を確認し、努力出来るのであれば努力しましょう。 断るのはこの仕事の内容と私達の腕を天秤にかけてからでも遅くはないのでは ないでしょうか? |
言葉を終えると、顔を上げ全員を見渡す。
■ ダーナ To:セリスさん |
(呟き)ふむ、妖魔と共存か..面白い話ではある。 青いと片付ければそれまでの事ではあるが...。
セリスさん、変わった考え方をされますね。 |
■セリス To:ダーナ |
常識・・・ですか。 人間が人間の立場から見た常識は人間の常識でしかありません。 もし私の話でも聞いて下さるのでしたら今度お話しましょう |
■ ヴィクトール To:セリス |
(話すセリスを茫然と見つめ) なんか・・・セリス姉ちゃんカッコイイねぇ。オレ、ちょっと感動しちゃった よ。 でも、少しだけ父さんのお説教思い出しちゃったな。 (そう言って苦笑する) |
■ ヴェアリアス To:セリス |
(あまりの考え方の大きさに言葉が見つからない) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・。 セリスさん、おもしろい考え持ってるのね。 ・・・・そっか・・・でも私も分かる気がする。 私の旅も似たようなものだから。 |
■レンシオ |
セリス・・・難しい事を言うな。 でも、結論は俺と大体同じだ。
じゃあ、満場一致でこの依頼に決まりだな? |
■ ダーナ To:ALL |
ふむ、私もおやじと依頼人の話を聞きに行くとするか。 |
■ ヴィクトール To:レンシオ&ダーナ |
あっ、2人とも行ってらっしゃーい。じゃあ、オレは待ってるね。 |
■レンシオ To:おやじ |
マスター。この依頼について何か知りませんか? ついでに、依頼人についても教えてもらえませんか? |
■おやじ To:レンシオ |
うーん、知ってる事って言われてもなぁ・・・家畜小屋なんかが荒らさ れてるって言ってたから、まぁ、普通の妖魔退治なんじゃないか? 1週間ぐらい前に、森で妖魔を見かけた子供がいたって話だな。 依頼人はオランから少し離れた場所にあるアトースって村の村長さんだ。 だいたい半日ぐらいで着くと思うぞ。 |
■レンシオ To:おやじ |
要はいたって平凡な妖魔退治なんですね? わかりました、どうも。 |
そして、仲間の方を振り向き、
■レンシオ |
(おやじに聞いたことを教える) ということだってさ。 早速現地に向かう? |
■ ダーナ To:レンシオ君 |
平凡な妖魔退治ねぇ..平凡と言って平凡だった試しはないよな。 |
■ レンシオ To:ダーナ |
全くですよ(^^;)。(苦笑) せっかくだから、フェイスに頼んで盗賊ギルドで裏をとってもらいましょうか? |
■ フェイス To:レンシオ |
え? 「うら」をとってくればいいの? ……うん分かった。 冒険に必要なんだよね? すごい久しぶりだからドキドキするな〜。
……で、「うら」って、何?(爆) |
■ ヴィクトール To:ALL |
そうだね、みんなこの仕事で良いみたいだし。話を聞くなら、早い方が良いよ
ね。 でも、もし何か準備が必要なら、今のうちにやっておいた方が良いかな? オレは準備万端だけど・・・って、ありゃ?スタッフがない? (きょろきょろ部屋を見渡し) あぁっ、あんなとこにっ!おっかしいなぁ、ずっと持ってたつもりだったのに。 (入り口の辺りに置き忘れられたスタッフを発見。取りに走るのであった) |
■セリス To:みなさん |
私はみなさんにお任せします。 |
■ フェイス To:みんな |
うん、とりあえず聞いてみないことには分からないし行ってみようよ♪ しかも掲示板には「至急」ってかいてあったし〜、はやくいかないとアトースって村 のヒト、もっともっとすごく困ることになると思うよ…って、そりゃあたいへんだっ !! 急がなきゃ!! とてててて…… (と、1人で酒場を飛び出していく) |
■ レンシオ To:フェイス |
え?おい!ちょっと待て! お〜い! しゃあない、俺達も行くか…。 |
■ ダーナ |
− フェイスがダーナの隣を駆け抜け酒場を出て行く。
おっ!...おぉ? ミルマちゃん元気かな..? |
■ ヴェアリアス To:メンバー&マスター |
くすくす、ほら、やっぱり。 あんなに明るくて元気な子が妖魔になるなんてことありえないよ。 ねぇ、ロード。今回のメンバーは面白い人ばっかりね。(^^) (軽く背をなでてやる) あなたもリッキー君と仲良くするのよ。ん? (ロードがおびえたように見えたけど?ま、気のせいか♪) あ、マスター!保存食余ってない?余ってたら三食分ほど分けてもらえないか な? |
■ フェイス To:みんな |
アトース!アトース!とてててて…(→右へ!) アトース!アトース!とてててて…(←左へ!)……はっ (さんざん街中を走り回ったあげく、あることに気づくフェイス。酒場に戻ってもメ ンバーはもういない。かなり迷子の心境である。しばらく街中を探してようやく酒場 をでたメンバーを見つけることができた)
あ! よかった〜、みんないた〜。お〜い(少し涙目) (パーティに合流してアトースに向かいます〜) |
■ レンシオ To:フェイス |
(頭をポンポン叩きつつ) やれやれ、大丈夫かい。…一体どこを走り回っていたんだ? アトースはオランの中にはないぞ(苦笑)。 |
■ フェイス To:レンシオ&みんな |
えへへ、どうやらそうみたいだねっ。 じゃ、ほんとのアトースに出発しようよ! ね? みんな♪ ヴィクターいいよね? |
■ ヴィクトール To:フェイス |
分からない場合は、近くの人に聞けば良いんだよ。オランは広いから、きっと誰
か1人くらい知ってるはずさ。 |
■ フェイス To:ヴィクター |
さすがヴィクター! その通りだよね♪ 人に聞けばいいんだよね♪ 分からなかったら人に聞く…めもめも |
■ ヴィクトール To:フェイス |
任せといてよっ。分からなかったら、オレに何でも聞いて! (調子にのって得意げに言う) |
■おやじ To:ALL |
おいおい、話聞くなりいきなり飛び出して行きやがって。 アトースから案内役の人が来ているから、紹介しておくぞ。 グリーグさんだ。 |
紹介されたのは20代前半の好青年です。
■グリーグ To:ALL |
みなさん初めまして。グリーグです。 みなさんのご都合がよろしければ、すぐにでも出発したいのですが・・・。 |
■ フェイス To:グリーグ |
どうもこんにちはグリーグおにーさん。ねえ「ようま」ってどんなやつなの? お仕事の内容も教えて欲しいなぁ。
(……あ、そうだ! グリーグさんなら知っているに違いない〜。もう一度質問♪)
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・・・・・・・・(^^;;
■ ヴェアリアス To:グリーグ |
はじめまして、グリーグさん。メンバーの紹介をします。 私はヴェアリアスといいます。それから今飛び出していったのがフェイス君。 スタッフを持っているのがレンシオさん。マーファの神官戦士であるセリスさ ん。 カウンターにいるのがダーナさん。そしてリーダーのリッキー・・・じゃなくて ヴィクター君です。(^^;; 見ての通り、出発する準備はできています。 村の様子は道中に聞かせてもらえますか? |
■ ヴィクトール To:グリーグ |
えーっと、グリーグさんだね。うん、覚えた。あ、オレがヴィクターだよ。よろ
しく! オレがリーダーなんだよ、凄いでしょ? (にこにこ満面の笑顔で握手を求める) |
■グリーグ To:ヴェアリアス |
はい、わかりました。 それでは出発しましょうか。 |
と言って酒場の外へと歩き出します。
新たなる冒険の始まり。今度はどんなドラマが待っているのか。
冒険者達の冒険はまだまだ続く。