☆From:ミルマ |
こ、今度こそ… ホントにホントのリーラ先生のおうち…だよね? |
☆From:レンシオ To:中の人 |
ふぅ…逃げきれた…
(扉をノックしつつ) |
☆From:リーラ To:レンシオ |
はい。どうぞ、中の方へ・・・。 で、患者さんは・・・どちらさま? |
☆From:シーアン To:フィービー |
良かったな、今度は大丈夫そうだぜ。 ほら、先生に看てもらえよ(^^)。 |
☆From:レンシオ To:リーラ |
えっとですね… (押し出されたフィービーを指して) あ、そこにいる女性です。 |
☆From:リーラ To:フィービー |
あら?確かこの娘は・・・・。 あなた、確か未知の病を患ってるとか言われなかった? |
☆From:フィービー To:リーラ |
は・・・はい・・・・ |
☆From:リーラ To:フィービー |
そうよね。そうだわよね。 安心なさい。私が絶対に治してあげるから。 さ、ここに座って・・・・ はい、あーんして・・・ |
リーラは目を輝かせながら、フィービーの診察を始めます。
☆From:リーラ To:ALL |
なぁんだ。ただの風邪だわ。 がっかりね・・・・ お薬を出しておきますから、しばらく安静にしてなさい。 そしたら、治るから。 それにしても誰よ、未知の病なんて診断したのは。 |
☆From:ミルマ |
よかった〜(涙目) まともなせんせいだ〜 |
☆From:ヘルムンス To:リーラ&ALL |
・・・ふぅ、やはりレンシオさんの見立ては正しかったのですね。
とりあえず、よかったよかった。 |
☆From:レンシオ To:リーラ |
そうですよね、風邪に見えますよね? いやぁ、よかったよかった。
実は、彼女を未知の病と診断したのはアルジャーノン医師でして… |
☆From:リーラ To:レンシオ |
えぇ、いいわよ。 ただの風邪で手配されたんじゃ、たまらないでしょうから。 自警団には私から言っておくわ。 |
☆From:ダーナ To:(独り言)&みんな |
ただの風邪?...やっぱりかアルジャーノンめ。 ふぅ。しかし、これでひと安心だな...。
さて、みんなこれからどうしようか? |
☆From:リーラ To:ダーナ |
アルジャーノン?今、アルジャーノンって言わなかった? また、あの馬鹿がやったのね。 まったく・・・あれでも医者だって言うから、お笑いだわ。 1年前だって・・・ただの風邪の患者を誤診して死なせておいて・・・ |
☆From:シーアン To:リーラ |
ちょっと待った! なんだって? 1年前の事知ってたら詳しく教えてくれ。 |
☆From:リーラ To:シーアン |
え?1年前のこと?いいわよ。 まずは何から・・・そうね・・・ 民間療法で風邪に薬効のある木の実があるのよ。 でも、その木の実は特殊でね。服用すると唾液や胃の内容物を赤く染め てしまうのよ。 それがすごく血の色に似ててね。 1年前、風邪をひいたある男性が、その木の実を服用して、で気分が悪 くなって嘔吐したのよ。 それを見たアルジャーノンは何を勘違いしたか、未知の病だって言い出 してね、その男性を隔離・監禁したのよ。 で、治療らしい治療もほとんどせず、環境の悪い場所にほったらかしに して、治るはずの風邪で死なせてしまったのよ。 思い出すだけでも腹が立つわ。 今度という今度は、きっちり言い聞かせてやらないと! |
全員でアルジャーノン邸まで向かっていると・・・
☆From:自警団員 To:ALL |
あ!貴様ら! 今度という今度は、観念してもらうぞ! |
☆From:リーラ To:自警団員 |
馬鹿が来たわね・・馬鹿が・・・
ちょっと、あなた達。 何か用なの? |
☆From:自警団員 To:リーラ |
あ、これは・・・リーラ先生。 先生もご存じでしょう?その少女は未知の病を患っている、危険な少女 なのです。 そして、そこの冒険者は、愚かにも我々に喧嘩を売ってきた者どもです。 さ、怪我をするといけませんので、先生は下がっていてください。 |
☆From:リーラ To:自警団員 |
ふぅ、いいこと? この少女は未知の病でもなんでもないの。ただの風邪よ、風邪 そして、そこの冒険者たちは、その疑いを晴らすべく立ち上がった正義 漢なの。 馬鹿なこと言ってないで、そこをのいてくれないかしら? 急いでるのよ。 |
☆From:自警団員 To:リーラ |
あ、いや、しかし・・・・(たじっ) その少女の病は、アルジャーノン先生が診断されておりまして・・・ |
☆From:リーラ To:自警団員 |
アルジャーノン先生?あんなやつに、先生なんて敬称付けてやる必要な
いわ。 もう一度言いますけど、この娘は風邪なのよ。 それとも何?この私の言うことが信用できないとでも言うの? |
そう言うと、リーラは魔法を唱える仕草をします。
#精霊魔法5LV!!
☆From:自警団員 To:リーラ |
あ、ちょ・・・ちょっと待ってください。(汗) 少女についてはわかりました。 しかし、そこの冒険者は我々のメンツを・・・・ |
☆From:リーラ To:自警団員 |
何?メンツがどうしたって? そんなくだらないこと言ってる暇があったら、神隠しの事件を解決した らどうなの? |
☆From:自警団員 To:その他の自警団員 |
うぐっ・・・・ちっ。 退くぞ。 |
と言って、自警団員は去っていきます。
☆From:リーラ To:ALL |
とんだ邪魔が入ったわね。 さ、行きましょうか。 |
☆From:ミルマ |
… かっこい〜 |
☆From:ダーナ To:みんな |
あ、ありがとうございます。(^^; そ、そうですね、行きましょうか。 |
☆From:ジル To:独り言 |
ワ、ワシらのさっきの苦労は一体‥‥‥‥? |
☆From:ヘルムンス To:ジル |
はっきりいって、能力不足ってことですね。 ・・・といいたいところですが、自警団だって自分の街のそれなりに 信頼されている住民と事を起こすことはできないでしょう。 |
かっこいいぞ!リーラ。
しかし、今までの苦労はいったい・・・(^^;)
liveliersの冒険はまだまだ続く。
第4章その1〜fin〜