囚われの異邦人
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第3章〜その3〜
病院に行こう

一行は二手に分かれて行動することにしました。
レンシオ・ジル・ヘルムンスの3人はザドクを探しに、新市街の(南側の)酒場へと向かいます。
地図参照

酒場は夕暮れ時で、多少の人はいますがそれほどにぎわってはいません。

☆From:レンシオ To:酒場のマスター
あのぉ、すいません。人捜ししているんですけど、こういう顔の人を見かけませんで したか?

と言って、先ほどミルマが書いた似顔絵を見せます。

☆From:マスター To:レンシオ
ん〜。いや、知らないなぁ。

☆From:レンシオ To:ジル、ヘルムンス
誰も知らないようですねぇ…
次は、もう一つの酒場に行ってみますか。

そして、移動。再び聞き込み・・・・

☆From:マスター To:レンシオ
あぁ、この人ならさっきずいぶんあわてた感じで、いそいそとどこかに 行ってたぜ。

☆From:レンシオ To:マスター
え、本当ですか?ついさっきまでここにいたんですね?
どっちに行ったか見当はつきませんか?

☆From:マスター To:レンシオ・ヘルムンス
いや〜。そいつはちょっとわからねぇなぁ。

☆From:レンシオ To:マスター、ヘルムンス&ジル
そ、そうですか。でも、どうもありがとうございました。

(仲間の方を振り返って)
次行きましょう、次!

周囲を捜索してみますが、それらしい人物は見あたりません。

☆From:ジル To:ヘルムンス&レンシオ
ふむ。みつからんのぉ。
もうこの辺りにはいないのではないかの?
もしかしたら入れ違いになってるのかもしれん。
もう一度、広場の方へ行ってみるのはどうじゃ?

☆From:レンシオ To:ジル
そうですね、もしかしたら広場に向かった可能性もありますね。
じゃあ、行きましょうか。

そして、広場へ移動。
ザドクの行方を探します。

☆From:子供 To:レンシオ
あ、この人ならちょっと前にこの広場できょろきょろしてたよ。
誰かさがしていたみたい。

☆From:レンシオ To:子供
え?本当?!
(軽く膝を曲げて目線を同じ位置まで落とす)
どっちの方向に行ったか分からないかな?

☆From:子供 To:レンシオ
うーん・・雨が降ってたから僕すぐにおうちに帰っちゃったんだ。
だから、この人がどこに行ったかは知らない。

☆From:レンシオ To:子供
そうか…でも、ありがとう。
(財布から1ガメル取り出す)
はい、これはお礼のつもり。じゃあね。

☆From:子供 To:レンシオ
あ、ありがとう。おじさん。

☆From:レンシオ To:ジル・ヘルムンス
そろそろ、時間も押してきましたし、隠れ家に戻りましょうか?それとももう一度だ け探してみますか?

☆From:ジル To:レンシオ、ヘルムンス
うむ。ダーナたちの方も心配じゃし、今日はこの辺にしておくか。
お嬢ちゃんは大丈夫かのぉ。

☆From:ヘルムンス To:レンシオ、ジル
そうですね。ザドクさんも奴等の動きに注意していれば私達が救出に成功した ということぐらいはわかるはずでしょうし。だとしたら彼も下手には動かない でしょう。
むしろフィービー嬢のほうが私も心配です。

そして、ダーナ・シーアン・ミルマの3人はフィービーを連れて、医者探しへと向かいました。
まずは神殿から。

それほど大きくない、こじんまりとした建物です。
人の出入りもあまりないようです。

☆From:ミルマ To:シーアン、ダーナ、フィービー
ちょっとその辺の陰で待ってて。中を見てくるね。

☆From:ダーナ To:ミルマちゃん
うむ、了解した。

ミルマが様子をうかがいに行きますが、特に変わった様子はないようです。

☆From:ミルマ To:ダーナ、シーアン、フィービー
ささ、今のうちだよぉ〜

そして、そそくさと神殿に入っていきます。

☆From:ダーナ To:神殿に向かって。
失礼する!
緊急の病人を連れてきたのだが治療を頼みたい!
誰か居られぬか!

☆From:シーアン To:リーダー、司祭様
(ちょっと慌てて)
風邪だぜ、ただの風邪(^^;!
(緊急の病人なんつったら、フィービーがどう思うか・・・)

神殿なら司祭様いるだろ?
力を貸してくれよ!

☆From:神官 To:シーアン・ミルマ・ダーナ
あ、はいはい。
・・・・おや?その少女は・・・・。
大変申し訳ないのですが・・・ただいま高司祭様は留守でして・・・。
お引き取り願えないでしょうか?

ここは本当に神殿か?(笑)

☆From:シーアン To:神官
はぁ?
(内心、なんだこいつ(怒)?と思いつつ・・・)
こいつ、風邪ひいてんだけど、治療してもらえねーのか?

☆From:ダーナ To:神官
−感情的になりそうなリフォード君を肘で軽くこずいて。

マーファ神の敬謙な信者殿...。
高司祭様の手を煩わせるほどの症状ではありません。
単なる風邪の応急処置をお願いしたいのですが。
マーファ神は万民に平等の救いの手を差し伸べられますよね。

☆From:神官 To:シーアン・ダーナ
助けたいのはやまやまですが、そちらの少女の患っている病は未知の病 と聞き及んでおります。そして、その病はかなりの感染力を持つとも聞 いています。
確実な治療法がない以上、他の患者さんたちにも感染する可能性のある わけですから、当神殿でお預かりするのはちょっと・・・・。
・・・・そうですね、アルジャーノン様に診ていただいてはいかがでし ょう?アルジャーノン様は病に詳しい賢者様です。
ご自宅は・・・・(詳しい住所を教える)

アルジャーノンと言う名を聞いたときに、フィービーがびくっと反応しました

☆From:ミルマ To:フィービー
どしたの?フィービーさん

☆From:シーアン To:フィービー
ん?アルジャーノンてのを知ってるのか?

☆From:フィービー To:シーアン・ミルマ
あ・・いえ・・・何でもありません。

☆From:シーアン To:みんな
(フィービーの様子が何かひっかかるな・・・)
・・・・・・どうする?
この神官さんの言うこと聞いて、その賢者様の所へ行くか?
・・・だけどよぉ、風邪だって言ってんのになぁ(ぶつぶつ)。
この神官さんは、風邪の見分けも出来ねーのか。
・・・・・・レンシオってすげーのかもな。

☆From:ミルマ To:神官様
ねぇねぇ、神官様。 もしアルジャーノン先生がお留守だった時はどうしよう?
この街には他にお医者様はいないの?

☆From:ダーナ To:ミルマちゃん&マーファ信者
−フィービーの反応を横目で見ながら。

ふむ、アルジャーノン氏ね..。

そうだな、留守のときの医者も聞いておこう。
それと、アルジャーノン氏について少々御聞かせ願えませんか。

☆From:神官 To:ミルマ
他のですか・・・?聞いたことはありません。

☆From:神官 To:ダーナ
アルジャーノン様ですか?
病気に詳しい賢者様です。たまにここにも診察に来られますよ。
なんでも、最近未知の病を発見したとかおっしゃってましたが・・・。

☆From:ミルマ To:ダーナ、シーアン、フィービー
未知の病かぁ…
(フィービーさんの反応を見ながら、ミルマ脳フル回転中…)
なんか、すっごーいイヤな予感がするのぉ…
でも、その人しかいないんならしょうがないよねぇ。 アルジャーノン先生の所に、行くだけ行ってみようか?

☆From:ダーナ To:信者&リフォード君&ミルマちゃん
ふむ、とりあえずアルジャーノン氏に会いに行ってみるか。
病気の少女をこのままにも出来んしな。

− マーファ信者に向き直って。

どうも、お手数をお掛けしました。

そして、場所を変えて・・・

☆From:ダーナ To:リフォード君&ミルマちゃん
なぁ、どう思う?この件に関して重要な情報を握っているのは確かなんだろうが。 このまま直ぐに行くのは私としては反対だ。 みんなが集まってから行きたいと思っている。 あと、フィービーさん..だな、何か知っているよな。 彼女の病状を診断したのはアルジャーノン氏だと私は思っているのだが。

☆From:シーアン To:リーダー
アルジャーノンってのが、フィービーを未知の病と診断したんだとしたら・・・ そいつが嘘の診断をする目的はなんだ?
フィービーの病気も気になるが、そこんところを解決しないと、 この依頼は終わらねぇな・・・。
フィービーは他で看てもらって、俺達はアルジャーノンに会って真相を確かめないと な。
隠れ家に一度戻るのには賛成だ。

フィービーは何か思い出したくないものを思い出したかのように、表情をこわばらせながら、固まっています。
☆From:ミルマ To:ダーナ
ミルマたちはフィービーさんを診てくれるお医者様を探してるのよ。 早く診てもらわなくちゃ、フィービーさんのお風邪が悪くなっちゃうよ。 ミルマは宿屋に行ってアルジャーノン先生以外のお医者を探したいな。 宿屋なら、ひょっとしたらお医者様を知ってる人がいるかもしれないよ。

☆From:ダーナ To:ミルマちゃん&リフォード君
ふむ、気になる事が2、3有るのだがとりあえず酒場に行くか。 アルジャーノンに付いても聞込みが出来そうだしな。 それじゃ今朝、立ち寄った方じゃない酒場に行ってみよう。 私の面が割れている可能性が有るからな。

そして、酒場(北側)へ移動。情報収集を行います。

☆From:酒場のマスター To:ダーナ・シーアン・ミルマ
アルジャーノン先生と言えば・・・たまに狂気じみたことを言って騒ぎ を起こすよなぁ。
それさえなければ、いい先生なんだが・・・・。

☆From:シーアン To:酒場のマスター
その、狂喜じみた事って?

☆From:酒場のマスター To:ダーナ・シーアン・ミルマ
世界の終わりが近づいてるだの、未知の病が蔓延するだの、まぁ、そう 言った類のことさ。
なまじ信用があるだけに信じる奴が出ちまって、毎度毎度ちょっとした 騒ぎになるのさ。

☆From:ダーナ To:酒場のマスター
ほぅ、世界の終わりに未知の病気か。 興味があるなアルジャーノン氏とやらに会いたくなってきたな。

☆From:ミルマ To:酒場のマスター
狂気じみてる?なんかヤダなぁ…
他にお医者さまはいないの?

☆From:マスター To:ミルマ
いや、知らないなぁ。

☆From:ダーナ To:リフォード君&ミルマちゃん
特にめぼしい手がかりは無しか...。

☆From:ミルマ To:ダーナ
そうね〜。
ケッキョクアルジャーノン先生のところに行くしかないのねぇ…
ミルマ不安なのぉ〜

☆From:ダーナ To:ミルマちゃん&リフォード君
まぁ、日が暮れるまでにまだ時間があるぞ。
あと一個所は回れる筈だから一応行ってみよう。
それでも情報が無ければアルジャーノンの所に行くしかあるまいな。
さて、急ごうか!

☆From:ミルマ To:フィービー
フィービーさん、ごめんねぇ

そして、宿屋へ・・・

☆From:ミルマ To:宿屋の主人
すいませぇ〜ん。
えっと〜。どこかこの街で腕の良いお医者さまをしりませんかぁ?

☆From:宿屋の主人 To:ミルマ・ダーナ・シーアン
あぁ、なんでも名医と呼べるような人がいるらしいよ。
名前は・・・リーラとか言ったっけなぁ・・・。
えっと・・・住んでる場所は・・・(思い出しながら教える)

☆From:ダーナ To:宿屋の主人
有り難うございます。(住所をメモする。) 名医ですか..アルジャーノン氏と言うお医者様も居られると聞いたのですが。
この方もかなり御高名な方だとか....。
どちらの先生の方が評判が宜しいんですかね。

☆From:宿屋の主人 To:ダーナ
評判で言うならリーラ先生の方ですね。
知名度はアルジャーノン先生の方が高いですが。

情報収集も終わり、メンバーは隠れ家へと帰ってきました。

☆From:レンシオ To:医療班、ヘルムンス&ジル
あ、みなさん…
え〜と、すいません…ザドクさんは…見つかりませんでした。
本当にすいません、なんの役にも立てなくて。

あっ!(ジルとヘルムンスに向かって少し慌てたように)
すいません、誤解しないで下さい。ジルさんとヘルムンスさんは含みませんから(^ ^;
それはそうと、ダーナさん達は何か良い情報はありませんでしたか?

☆From:ヘルムンス To:レンシオ&ALL
いえいえ、あなただけの責任ではないですよ。
ちょっと慎重にことを運びすぎた私にも原因があります。 (・・・って、動いてないやん、お前。(^^;)

☆From:ダーナ To:みんな
遅くなって済まなかった。
マーファ神殿に行ったのだが司祭が留守とかで治療の方は駄目だった。
まぁ、裏から手回しをされて厄介払いをされたと言う感じだったがな。
その後は二軒の酒場を回って医者に関する情報を集めたのだが、
アルジャーノンとリーラの二人の医者の情報を手に入れた。
アルジャーノンは臭い所が有る風な人物で多分だが、この娘(フィービー)
診察をし未知の病の診断を下したのも彼だろう。
あと、リーラの方だが街の人の評判では良い医者らしい。
多少、情報不足だがリーラの方にフィービーの治療をお願いしに行きたいのだが。

リフォード君、ミルマちゃん他に話す事はあったかな?

☆From:ミルマ To:ダーナ
ないよぅ。ダーナの旦那の言うとおり!

☆From:レンシオ To:ダーナ
なるほど…確かに、胡散臭い医者にはかかりたくないですよね。
じゃあ、明日の予定は、ダーナさん達はフィービーさんをリーラ医師のところに診せ に行って、私たちは引き続きザドクさんを捜しに行くと言うこと良いですよね?

☆From:ダーナ To:ヘス参謀&みんな
うむ、しかしだ終わった話をしていても仕方が無い。
それだけザドク、もしくは自警団が巧妙に動いているのだろう。
明日の聞込みも十分慎重に進めてくれ。

1日目の情報収集終了。今まで謎めいた部分がだんだんと明らかに・・・(そうかぁ?(笑))
livelierの冒険はまだまだ続く。

第3章その3〜fin〜


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