☆From:レンシオ To:みなさん、ザドク |
では、依頼人の方にその旨話しておきますね。
(依頼人の居る卓に再び戻る) |
☆From:ミルマ To:ザドクさん |
あれ?ザドクさんも一緒に行くのぉ? 自ら体を張って助けに行くんだねぇ、すごいねぇ。 |
☆From:ザドク To:ミルマ |
はい、私もご一緒させていただきます。 詳しいことはレーベに着いてからご説明いたします。
は?あはははは(^^;; |
☆From:ヘルムンス To:ザドク |
今すぐ出発するにしても、もう少し詳しい話を聞かせてくれませんか?
それによっては、私たちも何か特別な準備をして出発しなければなり ませんから。 |
☆From:ザドク To:ヘルムンス |
状況が状況ですので、できれば今すぐにでも出発していただきたいです。 詳しい話はレーベに到着してからご説明するのではなにかご不満がおあ りなのでしょうか? |
☆From:レンシオ To:みなさん |
(依頼人には聞かれないように) ここは別働隊を作りませんか? ミルマさんに情報収集、ダーナさんかシーアンさんにその護衛をやってもらって後 からレーベにやってきてもらうというのはどうでしょう? こういった怪しい依頼をなんの情報もなしに遂行しようとするのは「暴虎馮河の 勇」ってやつですよ。 |
☆From:ミルマ To:ザドクさん |
正義の味方に必要なのは、
ひとーつ、地道で多角的なな調査。
なのよぉ、ザドクさん。ふたーつ、実力。 みーっつ、強運。 慌てちゃダメよぅ。後悔しないだけの準備をしていかなくちゃぁ。 お友達の頼んだ冒険者みたいに失敗してちゃ正義を貫けないでしょ? レーベまで一日だったら、明日の朝出発するのではダメなの? それまでにミルマたちが正義の味方にふさわしい調査をしておくよ? |
☆From:ザドク To:ミルマ |
・・・確かにごもっともですが、先にご説明したように友人が冒険者を
雇いまして調査をしておりました。 その調査で、かなり詳しいことが分かりましたので、別段みなさまの手 を煩わせることは無いと考えております。 ですが、みなさんがどうしてもそうしたいというのであれば、プロの方 々のおっしゃることですので、私としましても無理にはお引き留めいた しません。 ですが、急を要すると言うことを念頭に置いた上で行動していただきた いです。 |
☆From:ヘルムンス To:ザドク |
状況が状況だとおっしゃいますが... 先程の話では、少女は囚われの身だとおっしゃいましたよね? 普通誘拐や監禁などを行なう場合、その誘拐した者には極力危害を 加えないのが普通です。 なにせ大事な交渉材料なのですからね。 つまり少女に危害が及ぶ可能性は、少なくとも1日や2日救出が 遅れたからといって増えるものではありません。 ...特別な場合を除けば、ですけどね。 ですからここでせいぜい数十分を事情の説明に割いたとして、 問題になるようなことはありえないとおもうんですがね? |
☆From:ザドク To:ヘルムンス&ALL |
確かに、ここで説明しても向こうで説明しても時間的には変わりはない
ですね。 分かりました。ご説明しましょう。 と、その前にこの説明を聞いたらなるべく早く出発してもらうことを約 束していただけますか? 当方で馬車も用意してありますので・・・。 |
☆From:シーアン To:ザドク |
ああ、”なるべく”早く出発しようじゃないか。 (こんな曖昧な表現・・・後でいくらでも言い訳できるぜ(にやっ)) こっちもまだ質問あるんだが、それはあんたの話を聞いてからでいいや。 |
☆From:ザドク To:シーアン |
まだ質問が?・・・ふぅ。 ひょっとして私は疑われているのでしょうか?いったいどう言えば信用 してもらえるのでしょう・・・ |
☆From:ジル To:ザドク |
信用とかの問題ではないのじゃ。 一度、他の冒険者が失敗した仕事となると、かなり危険が伴う依頼じゃからな。 ワシらにしても、成功させる為に少しでも多くの情報が欲しいのじゃ。 プロのワシらが言うんじゃ。ザドクさんの方こそ、ワシらを信用して下され。 引き受けたからには、必ず解決して見せるからの。 自慢ではないが、ワシらはいままで仕事で失敗したことはないのじゃ。 |
☆From:ミルマ To:ジル殿 |
(仲間にだけ聞こえるように) まだ1回しか仕事してないけどね〜。 |
☆From:レンシオ To:ザドク |
その約束をする前に一つ聞きたいことがあるのですが… 私たちには少し調べたいことがあるので、私たちのメンバーのうち二人ほどここオ ランに残して、明日レーベにて合流するのはいけませんか? |
☆From:シーアン To:レンシオ |
(ぼそっと) なぁ、依頼人の話しだいでは、メンバーを分けることになるかわかんねーだろ? それに、俺も聞きたいことはある。多分、これから詳しい話を聞いたら、聞き終わる 頃には 質問は増えているだろう。 聞くだけ聞いて、後でまとめて質問すればいーんじゃねーの? |
☆From:レンシオ To:シーアン |
………。 それもそうですね(^^) |
☆From:シーアン To:ザドク |
さ、知ってる限りの事を教えてくれ。 質問はその後だ。 |
☆From:ジル To:ミルマ |
ふむ。まだまだ聞いておかなければいけない事が沢山あるようじゃな。
では、ワシはその間に買い出しに行ってこよう。必要な物があったらついでに買っ てくるが、何かあるかの? ミルマ、お主も一緒に行くか? |
☆From:レンシオ To:ジル |
では、ジルさん。私は保存食二つ、それと水袋にウォッカをお願いします。 |
☆From:ミルマ To:ジル殿 |
行く〜。 ミルマもお出かけお出かけぇ〜 |
シーアンにちらっと目配せするミルマ。
そんでもって、外に出てから…
☆From:ミルマ To:ジル殿 |
じゃ、ジル殿。ミルマこっちだからここで別れるね。 あ。もし、ミルマが出発に間に合わないようだったら先に出ちゃっていいよ。 銀の網亭のおやじさんに伝言しておいてね。あとからレーベに追っかけるから。 じゃ〜ね〜! |
そして、ところ変わって盗賊ギルド・・・
☆From:ミルマ To:窓口の人? |
こんちわ〜。ミルマ聞きたいことがあるんだけどぉ、どなたかいますかぁ〜? |
☆From:ミスティ To:ミルマ |
おや?嬢ちゃんじゃないかい。 久しぶりだねぇ。 で、どんな用だい? |
☆From:ミルマ To:ミスティ姉さん |
きゃー、ミスティ姉さんだぁ!ひっさしぶりぃ。お元気そうでなによりですぅ。
あのね、今日はこれからレーベっていう町に行くことになったの。 それでね、ちょっとレーベで調べモノしなくちゃいけないので、 あっちにいる盗賊ギルドの人がいたら紹介して欲しいの。 あと、レーベについて何か最新の情報は入ってないかな? |
☆From:ミスティ To:ミルマ |
レーベねぇ・・・。 ギルドに所属してるやつがいるかもしれないけど、あたしは把握してな いわ。 最新の情報・・・・うーん・・・・。 |
不意に視線を泳がせるミスティ。
☆From:ミルマ To:ミスティ姉さん |
レーベに何かマズイことでもあるの?
最近こっちから仕事で入った人(盗賊ギルド員)がいるとか? 何かマズイことがあるなら教えておいて欲しぃなぁ。 ギルドの仲間とはなかよくやりたいしぃ。 |
☆From:ミスティ To:ミルマ |
教えるのはやぶさかじゃないけどね。 やっぱ、もらうものもらってからにしたいわねぇ |
と言って、指で○を作る
☆From:ミルマ To:ミスティ姉さん |
わかってるよぅ、ミスティ姉さん。コレでしょ? (200 ガメル取り出す) これで何とか教えてもらえないかなぁ。 早く帰らないと、ミルマおいてきぼりになっちゃうんだぁ。 それに、正義のおにぃちゃんも悲しむかもしれないしぃ。 そーだ、ついでに、ここしばらくの間にレーベに行った冒険者がいないかも教えてよぉ。「暴風の」ミスティ姉さんなら知ってるよねぇ? |
☆From:ミスティ To:ミルマ |
正義のお兄ちゃん?なんだい、そりゃ。 ま、いいか。・・・200もくれるのかい?ありがたい話だわ(笑) と言いたいところだけど、大した情報じゃないんで100にまけとくよ。 どうも最近、あの街で若い女が何人か行方不明になってるらしいわ。 で、噂によると、なんでも領主だったかその息子だったかが絡んでるっ て話さ。
冒険者かい?あそこは街道沿いの街だからねぇ。出入りしてる冒険者な
んていちいち当たってられないわよ・・・・。 |
情報量を値引きするミスティ。
やはり、前代未聞か?(笑)
☆From:ミルマ To:ミスティ姉さん |
わーい、まけてくれるの?ありがとう、ミスティ姉さん。 何人かユクエフメイになってるの?それって、ギルドは絡んでないの? あとねぇ、冒険者がどんな人かっていうのは… ミルマわかんない。 でも、そか。レーベって結構冒険者の出入りが激しいんだね。 知らない町に行くもんだから、結構キンチョウしちゃってるんだ。 冒険者が出入りしてもおかしくない町なんだよね? それならきっと大丈夫! |
☆From:ミスティ To:ミルマ |
ギルドが介入してるかだって?さぁ、あたしの知る限りじゃ聞かないね
ぇ。 たとえ聞いていたとしても、言わないけどね。あたしだって、命は惜し いからね。 分かるだろ?嬢ちゃん。 |
☆From:ミルマ To:ミスティ姉さん |
そだね。言えない話もあるよね。えへへ。 でも、今回の場合はホントにミスティ姉さんの耳には入ってないって信じるよ。 そうなると、正義のにぃちゃんは嘘ついたことになるのかなぁ。う〜ん。 まぁ、後は行ってみないとわかんないやねぇ。 ミスティ姉さん、ありがとう。ミルマ、もう行くの。 スキを見てレーベのお土産買ってくるねぇ。 ミルマがユクエフメイにならなかったらねぇ。 ばいばーい。 |
と言って元気に手を振りながら去ってゆくミルマであった… (笑)
だから、しゃれになってないって(^^;;
さて、銀の網亭では・・・
☆From:ザドク To:ALL |
分かりました。 では、まずこの地図をご覧ください。 |
と言って、地図を広げる。
☆From:ザドク To:ALL |
この地図はレーベの街の地図です。 この地図にある、詰所(旧)と書かれた場所に少女は囚われているもの と思われます |
☆From:ヘルムンス To:ザドク |
ふむ。(真剣な顔で地図を覗き込む) 旧ということは、今は本来使われていないわけですね? ところで、その問題の領主の館というのはどこです? |
☆From:ヘルムンス To:ザドク |
はい、今は使われていない詰所です。 とは言え、見張りはいますが・・・。 領主の館は・・・ここですね。 |
と言って、地図の右下隅あたりを指さす。
☆From:ダーナ To:ザドク |
ふぅむ、この2点が敵のアジトか。 街の住人も領主の味方と考えた方が宜しいのですかな? つまり..我々の行動に対しての密告とか、 100人程度の街では余所者は目立つだろうし情報収集などすれば なお更だな。 ...いや、話の腰を折って済まない続けて下さい。 |
☆From:ザドク To:ダーナ&ALL |
あからさまな活動をしてしまうと、目に付くでしょうね。 その辺の保証はしかねます。 では、続きを・・・。 次にこれを見てください。 |
といって、もう一枚の羊皮紙を広げる。
☆From:ザドク To:ALL |
これは、旧詰所の見取り図です。 旧詰所は地上一階と地下一階からなっています。 一番左(A)が入り口です。そして左から順番に見張りの待機場所(B) 元取調室として使われていた部屋(C)があり、地下への階段は一番奥(D) になります。 そして、地下の独房のどれか(F〜I)に少女は監禁されているはずです。 |
レンシオはここで続けようとしたザドクのセリフを遮る
☆From:レンシオ To:ザドク |
ちょっとすいません。 この地図からはよく分からないので聞きたいのですが、この建物にはどこら辺に窓 がついているのでしょう?やはり各部屋についているのでしょうか? あと、ここの地下の独房には地上から内部を確認できる明かり取りの窓、もしくは その類のものはありませんか? |
☆From:ザドク To:レンシオ |
窓は一応地上階のすべての部屋についているようですが、元取調室の窓
には鉄格子がはまっているようです。 この見取り図によると、地上階から地下を確認できるような窓は存在し ませんね。 |
☆From:ヘルムンス To:ザドク |
(地図を見つめながら、ほとんどひとりごとのように) ふむ...詰所の地下の独房となると、進入路は1つしかないですね。 そこは当然固められていると見るべきだし、これを突破するのは... (つい現状を忘れて戦術をあれこれ考えはじめようとするヘルムンス) (はっ(^^;)あ、すいません。話を続けてください。 |
☆From:シーアン To: |
(地図に視線を落とし、考え事) 逃げ道はねーなぁ・・・。見張りをおびきよせるか、眠らせるかしないと、最悪は 気絶させるか、殺さないといけないのか。 そのあたり、依頼人はどう思ってるんだろねぇ・・・。 逃走用に馬があると便利だなぁ・・・。 |
☆From:ザドク To:シーアン&ALL |
その辺は大丈夫です。退路も確保してますし、警備状況も把握しています。 まずは退路ですが、見取り図をご覧ください。 一番奥の独房の壁が破損していて、下水道につながっています。 その下水道を通ると地図のここに出ます。 |
と言って、地図を指さす。
☆From:ザドク To:ALL |
そして警備状況ですが、決してまじめに警備してると言う訳じゃないよ
うです。 2人組で昼夜2回交代となってるようですが、夜の組のうち一人は必ず と言っていいほど遊びに出ているようですし、昼の組は2人して昼食に でかけるというありさまです。 |
☆From:レンシオ To:独り言&ザドク |
それって…一体何のための警備なんだろう…(−−;) まあ、楽なのは好都合か…
あ、あの、ザドクさん。詰め所の周囲の状況を教えてもらえませんか? |
☆From:ザドク To:レンシオ |
詰所周辺は、旧市街ですのでそれほど人通りはないと思います。 周りには使われなくなった建物が多いようですが・・・。 下水施設については具体的にどのようなことでしょうか? |
☆From:レンシオ To:ザドク |
たとえば、施設周りの人通り、規模、隠れ場所の有無、進入及び脱出のし易さ、等
々分かること一通りです。 領民が敵でないと言う保証がない限り私たちはおおっぴらな聞き込みは出来ません 。だから、出来るだけあなたから情報を多く知る必要があります。分かることを全 て教えて下さい。 |
☆From:ザドク To:レンシオ |
施設の周りは、スラム化してますので人通りはほとんどないでしょう。 規模としては、街の規模がそこまでありませんのでそんなに大きいもの ではないです 廃墟と化した建物も少なくはないので、隠れ場所には事欠かないのでは ないでしょうか? 侵入脱出は、多少足が滑るでしょうが、それほど難しくないと思います。 |
☆From:ヘルムンス To:ザドク |
ついでにもう1つ質問です。 旧市街というのは、先程の話だと半ばスラム化した町並みと考えていいの ですか? それとも逆に、少々さびれてはいるけど旧家が集まっているような感じの ところなのでしょうか? |
☆From:ザドク To:ヘルムンス |
半ばスラム化した町並みです。 今はほとんどの人口が新市街の方に集中していると思います。 |
☆From:レンシオ To:ザドク |
では、今度はその下水道について知っていることを教えてもらえませんか? 何が生息しているとか、複雑に枝分かれしているとか、とにかく内部に関すること を知っている範囲で。 |
☆From:ザドク To:レンシオ |
知っている範囲と言われると、ほとんど知りません。 憶測や推測で話せることはありますが、そのような答えは期待していな いでしょう? ただ、旧詰め所とつながっている部分があると言うことしか知りません。 |
☆From:ダーナ To:メンバー |
ふむ、情報も出尽くしたか? しかし、この情報は友人が雇われた冒険者が潜入する前の話 なんですよね?ザドクさん。 現在の詳しい情報は現地に赴き諜報活動を行って手に入れる しかない訳だよな。 よし、ミルマちゃんとジル殿が帰ってき次第出発しよう。 みんな、他に何か有るかな。 |
☆From:シーアン To:ザドク |
そっちがもう説明ないなら、質問させてもらうぜ。 やけに急いでたようだったけど、なんでなんだ? それが一番の疑問だな。 (話を聞くかぎりじゃ、一刻を争うようには思えねーんだけど) |
☆From:ザドク To:シーアン |
こうしている間にも、少女がどのような酷い仕打ちを受けてるかも分か
らないではないですか!! それを思うと気が気でなくて・・・・ |
☆From:ヘルムンス To:ザドク&みんな |
そうですね...だいたい質問は出尽くしたような気はしますが、
1つだけ気になったことが。 見張りの人達は、以前冒険者が侵入して救出に失敗した後も、以前 と同じようにだらけた警備をつづけているのでしょうか? もしそうだとすれば、警備がたるんでいるのはわれわれを欺く 罠という可能性もありますね... |
☆From:ザドク To:ヘルムンス |
私が直接見てきた訳ではありませんので、その辺はなんとも・・・。 ただ友人の話しぶりから考えると、どうも以前雇った冒険者は救出のた めに侵入する前に行方不明になったようです。 ですから、行方不明になった原因は侵入に失敗して捕まったのではなく もっと他の要因が絡んでいるのではないでしょうか? |
これを聞いて、ヘルムンスは考え込む
☆From:シーアン To:ザドク |
その、行方不明になってしまった、俺らの”同業者”について、聞きてーんだけど。
あんたのわかる範囲でいいから答えて欲しい。 まず、何人だった?構成はわかるかい?剣士の他に魔術師がいたとか・・・。その中 で名前のわかる奴はいるかい? (どこの出身か、レベルはどれぐらいかも知りたいが、まぁ知っちゃいないだろうな (^^;)
それとだな、侵入する”前”に行方不明になったって、どうしてわかった?
最後に、その友人の名前についても、教えて欲しいんだが。 |
☆From:ダーナ To:リフォード君&ザドク |
ふむ、そうだな。 救出が失敗すると我々の命もだが、証拠の隠滅を図り貴族が その囚われの少女も処分をするだろう。 ザドクさん、今回の一件簡単な救出作戦とは思わないで下さい。 下手を打つとその少女の命を縮める事に成りうるのです。 そのことを踏まえて知ってる事..その友人の名前も含めて..答えて下さい。 |
☆From:ザドク To:シーアン、ダーナ |
冒険者については全く知りません。 友人からも聞かされませんでした。 なぜ侵入前と分かったのかは、友人・・・名前はニスロクと言いますが 、彼が、冒険者が侵入する前に一度報告をすると言ったっきり全く音沙 汰が無くなったようなことを言っていたので、そう言う風に推測しただ けです。 |
☆From:シーアン To:リーダー |
(ニスロクか・・・覚えて置こう)
(視線をダーナに向ける) |
ここで、ミルマ、ジルが帰ってくる
☆From:ミルマ To:みんな |
ただいま〜。 あれ。どしたの?みんなむつかしい顔してぇ。 あっ、さては作戦会議中なんだ!ミルマも入れてぇ〜。 |
☆From:ジル To:メンバー |
今帰ったぞい。 で、どうじゃ?大体の事はつかめたかの? ワシの方は準備万端じゃ。いつでも出発できるぞ。 |
☆From:ダーナ To:メンバー |
おぉ、ジル殿お帰りなさい。 そうですな、メンバーも揃ったし判る範囲の情報も出尽くしたし。 そろそろレーベに向かって出発しようか! さて、ザドクさん準備をお願いします。 |
☆From:レンシオ To:独り言 |
(一人考え込みながらぶつぶつと) それにしても、胡散臭い依頼だな… 「虎穴に入らずんば虎児を得ず」とはいうものの… やっぱり何か裏があるんだろうな |
レンシオは最後の最後まで納得いかない表情
☆From:ヘルムンス To:レンシオ |
ここで考えていても始まりませんよ。 もうこれ以上の情報は手に入らないであろう以上、 後はこちらから動くしかないんじゃないでしょうかね? |
☆From:レンシオ To:ヘルムンス |
あ……聞こえました?(^^;) まあ、それはそうなんですけどね。用心はいくらしてもし過ぎることはないですか らね。 |
☆From:ザドク To:ALL |
その前に・・・・これをお渡ししておきます。 |
と言って、鍵束を取り出す。
☆From:ザドク To:ALL |
これは、旧詰め所の独房も含めたすべての扉の鍵です。 これを使えば、鍵開けの手間が省けると思います。
では、出発しましょうか。 |
ザドクはそう言うと、メンバーを馬車へ案内します。
今から出発すると聞いて、シーアンはおやじの元へ駆け寄ります。
☆From:シーアン To:おやじ |
おやじ、頼みがあるんだ。ソーセージとじゃがいもとキャベツと、
塩と胡椒・・・。 少しわけてくれ。今日の野営でミルマ達に作ってやるんだ(^^)。 (シーアンは、以前の冒険で、ミルマに料理を誉められた事があるので、以来自信を つけている(笑)) いくらになるかな? |
☆From:親父 To:シーアン |
うーん、14ガメル・・と言いたいところだが、塩と胡椒はサービスして
10ガメルにしとくよ。 今度でいいから、俺にも食わせてくれよ。 |
☆From:シーアン To:おやじ |
おやじ、さんきゅーな(^^)。 今度、おやじと、おかみさんに俺の”とれびあ〜ん”な料理を ごちそうするぜ! |
☆From:ジル To:親父 |
ワシも酒が切れてしまったわい。 親父、ワインをもらえるかの。 |
と言って空の水袋を差し出す
このワインが後にシーアンに仇なすとは誰も気づかなかった(笑)
さぁ、囚われの少女を救うため出発だ!!
行け!livelier!闘え!livelier!
彼らの冒険はまだまだ続く。
〜序章その4〜fin