囚われの異邦人
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〜序章その1〜
新生livelier誕生!

依頼を終えて数日後。昼を少し過ぎようかという頃に、銀の網亭へぞろぞろと集まってくる冒険者たち。
その中に、次の仕事と新しい仲間を探すlivelierの面々もいた。

☆From:レンシオ To:ダーナ&ALL
初めての仕事にしてはかなりの収入がありましたね、ダーナさん(^^)
とりあえず、リュセラさんという貴重な人材がいなくなった今、新しい人を加える必要がありますよね。
どうします?貼り紙を出しますか?

☆From:ダーナ To:ALL
おはよう..ん、もう昼過ぎか..。
昨日は遅かったからな..。
リュセラ嬢の後釜か..そうだな..。

☆From:ジル To:ALL&ラフィアン&親父
ふむ。やはり、シーフが欲しいところじゃな。
まぁ、その辺の詳しい事は、お主らに任せたぞい。
ほれ、ラフィアン。この前言っておった、飲み比べとやらをしてみるか?
親父!!エールを2つ頼む!!

昼間から飲んでるし(^^;)
さすがドワーフと言ったところか。(そうかぁ?(笑))
ジルの大声を聞いた親父が、カウンターからジョッキを手にやって来る。

☆From:親父 To:ジル
お疲れさん。依頼は無事に終わったようだな。
よし、こいつは俺からの祝い酒だ。次もよろしくな。

☆From:ラフィアン To:親父
おっ、酒、酒!
(おやじからエールを受け取りつつ)
よっしゃ!飲むか!おやじ、もっとじゃんじゃん持ってきてくれ!

☆From:親父 To:ラフィアン&ジル
言っとくが、おごりはそれだけだぞ(^^;)。
そうそう、俺に話しがあるときは、面倒でもカウンターまで来てくれよ。
テーブルで大声出されちゃ、他の客に迷惑だからな。

☆From:ジル To:親父
おお、すまんすまん。
それにしても今日はいつもに増して混んでおるな。

☆From:親父 To:ジル&ALL
ああ。仕事上がりが重なってしまってな。新顔もまじっているようだがな。
ところで、話がちらっと耳に入ったんだが、お前たち、シーフを探しているのかい?
ちょうど、この前、メンバーを探しているシーフの女の子がやってきてな、張り紙をしてったところだ。
また今日顔出すって言ってたから、良かったらどうだ?
興味があったらカウンターまで来てくれな。

☆From:レンシオ To:ALL
では、私が見てきましょう

レンシオと親父はカウンターに引き上げていく。
親父の言うとおり、店の中は冒険者で込み合っていて、親父は引っ張りだこのよう。
また、昼間から酒が入ってラフィアンおお暴れか?と思いきや・・・・

☆From:ラフィアン To:ALL
(急に深刻な顔になって)
メンバー探しの件だけどな・・・。
オレ、いつリュセラが戻ってきても組めるように、しばらくフリーでやろうと思ってんだ。
あんな性格ブス(笑)なかなか組んでくれる奴もいねえだろからな・・・。
だから、オレの抜けた分も手配してくんねえか?

☆From:ダーナ To:ラフィアン
ラフィアンお前もか!
リュセラ嬢を待つならこのパーティに居た方が良いんじゃないか?
どうせ何処も引き取り手は無いはずだから帰ってくるさ!
(心の声:リュセラ嬢済まん!)
神官戦士のお前は大切な戦力なんだぞ..。

☆From:ラフィアン To:ジル&ALL
すまねえ・・・
(頭をぼりぼり掻きながら)
そう言ってもらえるのはありがたいんだけどさ。
リュセラのことは置いとくにしても、いろんな奴と仕事してみてえんだ・・・。
根っから風来坊の体質なもんだから、ひとところにいるとどうも落ちつかねえ。
リュセラが帰ってきて、みんなもオレを受け入れてくれるんなら必ず戻ってくるからさ。今回は勘弁してくれよ。
(カウンターでおやじと話しをするレンシオとヘルに視線をくれて)
まあ、もっとも代わりに入ってくるシーフがすげー美人とかいうんなら考えないでもねえんだけどな(ニヤリ)。

☆From:ダーナ To:ラフィアン
そうか。ふふ..。お前らしい。
(ラフィアンのジョッキにエールを注ぐ。)
お前は私の初めての仲間だ思い入れも人一倍有る。
必ず帰ってこい!
また一緒に旅をしよう。
その時が来る事を祈って乾杯!

☆From:ジル To:ラフィアン
そうか‥‥この酒場は、出会いの酒場であると同時に別れの酒場でもあるからな‥‥
お主じゃから人一倍強く言っておくが、命を大切にな。
生きている事があれば、またここで会える。
うむ。乾杯じゃ。

☆From:ラフィアン To:ダーナ
よし!乾杯だあ!!ぷはあ・・・、うめえ。
(ここでぐいっとダーナの顔を引き寄せて耳打ち)
でさあ、お願いがあるんだけど・・・。
仲間募集の張り紙、代筆してくんねえかなあ。
オレさあ、共通語の読み書きってどーも苦手で・・・。


☆From:ダーナ To:ラフィアン
引き受けた。ちょっとまってろ・・・

当方、神官戦士! 仲間募集中!!
特に女性の仲間募集中!
性格に難あり!!
申し込みはラフィアンまで。

こんなもんでどうだ?

ラフィアンが共通語を読めないのをいい事にダーナ、何食わぬ顔で羊皮紙を手渡す。
が、笑いを堪えて肩は震えてたるする(^^;)

☆From:ラフィアン To:ダーナ
(ダーナの企みにも気付かず、よろこんで)
ありがとよ!
早速、カウンターまで行って貼ってくらあ!!

そう言ってラフィアンは込み合うカウンターへ。新しい仲間が見つかるといいね(^^)
そして、親父に付いていったレンシオの方はというと‥‥

☆From:レンシオ To:親父
先ほど言われた、シーフの方というのはこの貼り紙の人のことですよね?

☆From:親父 To:レンシオ
ああ、そうだ。同じぐらいのレベル(2LV)の冒険者を求めてるらしい。

☆From:ミルマ(張り紙) To:冒険者諸氏
仕事します
当方、賢者。賢者っつったら賢者。
ケンキュウ科目は「ズルカマラの育て方」。
でも、鍵開けとか野外活動とか歌もすきです。
仕事する人はさそって下さい。
ミルマ

☆From:レンシオ To:親父
・・・賢者と書いてあるようなんですけど・・・あ、でも鍵開けなどは出来るようですね。

☆From:親父 To:レンシオ
賢者と言っても自称だからな(苦笑)。
お前さん達が受けた依頼の、スラムの賢者とはまた違うだろうさ(笑)。

☆From:レンシオ To:親父
では、ちょっと紹介してもらえますか?

☆From:親父 To:レンシオ&ミルマ
よし、わかった。でも、こう人が多いと、よくわからんな(背も低いし(^^;)

ミルマ!
いたらカウンターまで来てくれ。
俺からじゃお前さんはよく見えないんでな


☆From:ミルマ To:親父
う〜ん?呼んだ〜?ミルマは準備バンタンなのぉ。
あ、さっそく紹介してくれたのねぇ。さすがやり手だね!おじさん。ありがとう。

☆From:親父 To:ミルマ
まぁ、礼をいわれるほどのことでもないぞ。仕事だしな。
こいつのパーティーは、どうやらシーフを探しているらしいんだ。

☆From:ミルマ To:レンシオ
シーフを探してるの?ミルマなんかどうかな。
本職は賢者なんだけど、鍵開けとかも得意だよぉ。
普段は学院で「ズルカマラの育て方」をケンキュウしてるんだけど、ちょっとケンキュウ費のネンシュツに仕事しようと思ってるんだぁ。
この仕事でまとまったガメルを手に入れてまたケンキュウに戻るつもりなのぉ。
だからぁ、ずぅ〜っといっしょって訳には行かないカモしれないんだけどぉ〜。
どう?ミルマ、役に立つよぅ。

そこへテーブルで姿が見えなかったヘルムンス登場。

☆From:ヘルムンス To:レンシオ&ミルマ
あぁ、こんな所にいたんですね、レンシオさん。
すいませんね、ちょっと席をはずしてワインを探しに行っていたもので。
でも、おかげで472年ものの白が...おや?この娘は?
(レンシオに話しかけているミルマに視線を移す)
おやおや...あなたは確かよく賢者の学院で見かける...。

☆From:ミルマ To:ヘルムンス
あれぇ、そーゆーあなたはミルマの花壇を覗きに来るエルフのおっちゃん。
しばらく見ないと思ったらぁ、こんなとこにいたのねぇ。

☆From:ヘルムンス To:レンシオ
(レンシオに向き直って)
彼女と何のお話を?もしかして次の冒険の依頼か何かですか?

☆From:レンシオ To:ヘルムンス
まあ、そんなところです。
シーフの人を捜していたんですよ。

☆From:ミルマ To:ヘルムンス&レンシオ
おっちゃん、このおにぃさんの仲間なの?キグウだねぇ。
じゃ、この後のコウショウはテーブルでしようか。

2人はダーナたちのテーブルへ戻ります。(ヘルムンスは親父と談話中)
そこでいままでの成り行きをかくかくしかじか。

☆From:ミルマ To:ALL
ふぅん、リュセラ嬢っていう人の代わりなのねぇ
それなら丁度いいかもしれないねぇ、ミルマはこの仕事終わったら学院に戻るかもしれないしぃ。
でも、リュセラ嬢って鍵開け上手かった?
ミルマねぇ、実は鍵開け好きだけどあんまり上手じゃないの。
どうかなぁ。ミルマほんとは役に立たないかもしれないなぁ…
他にもフリーなシーフがいるかもしれないしねぇ。
あ、ここのおやじさんに紹介してもらったからって、断るのにエンリョしなくていいのよぅ。ミルマも役に立てないのヤだし。
ミルマの方が新参モノなんだから、選択権はみんなの方にあると思うのぉ。

ってな感じのことを話してるところに、グレードソードを持ったごつい男がミルマの姿を見つけてやって来る

☆From:シーアン To:ミルマ
おっす、ミルマ!元気だったか?
(まわりの様子に気づき)
あ・・・大事な話の最中か(^^;
(ちょっと小声で)
もし、断られたら、また俺と組まないか?俺も今フリーなんだよ、一応。
今じゃ戦士の腕もあがって、頼りになるぜ、俺は(笑)。
じゃあな。何かあったらカウンターにいるからよ。頑張れよな!

手を振り、カウンターに戻ろうとしたシーアンに

☆From:ジル To:シーアン
お主‥‥見たところ戦士のようじゃな。

☆From:レンシオ To:ジル
見たところはそのようですけど・・・
(・・・グレートソードに愛情を注ぐ危険な人というイメージが・・・(−−;)

☆From:シーアン To:ジル
見て分かるか(^^)?
(グレートソード持ってりゃわかるわな(^^;)
戦士だぜ、役に立つよ。・・・多分な。

☆From:ジル To:ダーナ&レンシオ
シーフとファイター‥‥抜けたメンバーを埋めるにはこの2人はちょうど良いのではないかな?
どう思うダーナ、レンシオ。

☆From:レンシオ To:ALL
なんだ、ファイターも探してんのか?
(しばらく話を聞くために、ミルマの横に座る)

☆From:ミルマ To:シーアン
あれれ、シーアンのアニキだったのぉ
ひっさしぶりぃ、元気だったぁ?
あのねぇ、こないだバティのおじさん見たよ。学院の塔の上から。
また一緒に出来たらいいねぇ。
この人たちのパーティにまぜてもらえるかなぁ。

☆From:レンシオ To:シーアン
ラフィアンさんは戦士であるだけでなく、神官でもあったんですよね。
だから純然たる戦士の人とはかってが多少違いますけど・・・でも、仲間になって頂ければ嬉しいですね。

☆From:ダーナ To:ALL
おぉ、かなり腕が立ちそうな方だな(シーアン)。
賢者の少女の方も目端が利きそうだし(ミルマ)。
決定じゃないか?
みんなが良いなら私の方も異論は無いぞ。

☆From:レンシオ To:ALL
私も全く異論はありませんよ。お二方とも冒険慣れしていそうで頼もしい限りではないですか。
あの・・・シーアンさんとミルマさんでしたっけ?
今一度確認させてもらいますが、私たちのパーティーに加わっていただけるのですか?

☆From:ミルマ To:ダーナ&ALL
え、えへへぇ。ダンナにそう言ってもらえるとうれしぃなぁ。
え、旦那じゃないの?ダーナ?じゃ、ダーナの旦那だね!
ミルマも!
ミルマもみんなが良いなら異論は無いぞぅ!

☆From:レンシオ To:ダーナ
今回は、ずいぶんスムーズに決まりましたね、ダーナさん。
・・・やはり、ラフィアンさんがいないからでしょうね(^^;。

☆From:ダーナ To:レンシオ&ALL
そうだな(苦笑)。
しかし、初めてラフィアンに会ったときもダーナの旦那と呼ばれたんだが..
私は旦那と言うほど老けているか?
(ちょっと悩んでいる。)

☆From:ジル To:ダーナ
うむ。レンシオよりはふけて見えるな。
(前に年寄り扱いされた事をまだ少し根に持ってるかも知れない(^^;)
あと、ヘルムンスはどうするのかの?さっきから姿がみえんのじゃが。

☆From:レンシオ To:ジル
さっきまでカウンターでお酒飲んでいましたよ。すぐに戻って来ますよ。

と、言うが早いか。

☆From:ヘルムンス To:ダーナ
私がどうかしましたか?確かに少しマスターと世間話をしてましたが...(^^;
おや、あなたがたは...なるほど、リュセラ嬢とラフィアンさんの抜けた後の新メンバーですか。
この方々に決めたんですか、隊長?

☆From:ダーナ To:ヘルムンス
うむ、決定だ!
ヘス参謀が来るのを待ってたんだがな。
これで良いよなパーティとしても一流だぞ!(当社比)
さて、依頼でも覗いてみようか。
(しかし..ズルカマラとはなんだろう???)

☆From:シーアン To:ALL
(ぴくっ)思い出したぜ!
あんたら”あの”御騒がせパーティか(^^;
突然演説ぶちかます男(ダーナ)に、いきなり大声でケンカ始めた女(リュセラ)、そして当り構わずナンパしまくった男(ラフィアン)
・・・で、今はその2人がいないのか。
まぁ、何があったかは知らねぇが(^^;、
1つよろしくな。(少なくとも1つの冒険中は・・・)
俺は元のリーダーのミルマとも組めるし、満足だぜ。

☆From:ダーナ To:シーアン
フッ(余裕の笑み)、お騒がせパーティ..知らんな。
大方、何かの間違いだろう。
なぁ、ヘス参謀(レンシオ君は嘘が下手そうだ)。

ヘルムンス、無言(笑)

☆From:シーアン To:ダーナ
で、ここのリーダーは演説してたあんたかい?(ダーナ)
おやじに言って、2階の個室を借りようぜ。仕事の話はここじゃなんだしな。

☆From:ダーナ To:シーアン&レンシオ
うむ、演説はしてないが一応リーダーをやっているダーナと言う。
それではレンシオ君おやじの所に行って個室を借りてこよう。
(ダーナはあの一件忘れたいらしい..。)

☆From:ミルマ To:レンシオ
いってらっしゃーい。
ミルマひとりだけ女だけど、部屋はひとつでいいよぅ。
ちっちゃいから何処ででも寝られるしぃ、寝相もいいよぅ。
人間と違ってこれ以上大きくならないから大丈夫!
そんで、その後そのエンゼツ聞かせてねぇ、ダーナの旦那。楽しみにしてるから!
# ミルマは忘れさせないらしい(笑)

☆From:レンシオ To:ALL
はいはい、では、カウンターにて、個室を手配してきますね。
みなさんはここで、ゆっくりしていて下さい。
(カウンターに向かう)

新生lvelier誕生!この先どんな冒険が彼らを待ち受けているのか!
彼らの冒険はまだまだ続く。

〜序章その1 fin〜


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