冒険者 その後の足跡(第9期引退)
神官としての力不足を痛感し、故郷に帰って修行に励む毎日を送る……はずだったのだが、気がつくと、なじみの草原妖精たちにまた旅に引きずり出されていたり(それもちょくちょく――笑)。そして、いつもひょっこり戻ってきては、説教話そっちのけで土産話に花を咲かせる「ちょっと変わった司祭さま」として、部族の皆から愛されたのである。
  なお、こんな奔放な生き方を笑顔で許してくれた奥さんには、終生頭が上がらなかったそうだが、周囲はそんな二人を「いつまでも初々しい夫婦」とみていたらしい。つくづく果報者である。



能力値 ボーナス ルタード
器用度 16 +2
敏捷度 11 +1
知 力 13 +2
筋 力 20 +3
生命力 20 +3 生命力抵抗 +8
精神力 19 +3 精神力抵抗 +8
名前
ルタード
種族 出身
ドワーフ  
出身地
エストン山脈の麓
宗派
ブラキ
性別 年齢 利き腕
38
所持金 預金 預け先 預金額 借金 貸し主 借金額
1711        
経験点 冒険者レベル
3061 5
技能 レベル
プリースト 2
ファイター 5
レンジャー 2
クラフトマン
(鍛冶)
5
   
言語 会話 読解
共通語
ドワーフ語
     
     
     
     
     
魔法
ルーン レベル 魔力
神聖語 2 4
     
     

コモン・ルーン 消費精神点
   
   
   
   
   

呪歌
 
 
 
 
 
所持品
背負い袋
ベルトポーチ 水袋x2
食器(1セット) たいまつ(6本)
火口箱 羊皮紙(7枚)
羽根ペン/インク マント(象牙色xえんじ色)
奥さんの肖像画 保存食6食
クォレルx12 銀製のメダリオン(*) 
黒めのうの銀製ブローチ(1200G)  銀のブレスレット(800G) 

技能   攻撃力   クリティカル 追加D 回避力   D減少
ファイター   +7   +0 +8 +6   +5
武器 必要筋力 攻撃力 打撃力 クリティカル 追加D      
グレートアックス
(高品質-4)
20 +0 34 11 +0      
ダガー(銀製) 5 +0 5 10 +0      
ヘビークロスボウ 24-4 +0 34 10* (+3)      
必要筋力 攻撃力


回避力

なし

 
 
   
必要筋力



回避力 防御力 D減少
チェインメイル 19



-1 24 +0
合計
攻撃力 打撃力 クリティカル 追加D 回避力 防御力 D減少
ファイター技能
(グレートアックス)
  +7 34 11 +8 +5 24 +5
ファイター技能
(ダガー)
  +7 5 10 +8 +5 24 +5

備考
銀製のメダリオン:アンデッドスレイヤーズ「シーアン、アイシャ、ルタード、ミュン、ポム、バジル」と裏に刻まれている

冒険履歴
#04 サーカスサーカス 成功
#09 ひとさらいの森 成功
#16 the hasty 成功
#26 グラスランナーの秘宝 成功
#33 小さな隣人達 成功
#45 命運の諸刃 成功
#54 魂のディーヴァ 成功
#70 人形屋敷の奥方 成功


 わしは、とある部族で代々ブラキさまの神殿をお預かりしている家に、 次男坊として生まれたんじゃ。なに、その部族の名はなんというのかじゃと?  わしらドワーフにとって、自分の部族の名前は特別なものじゃから、 むやみに口外できんのじゃよ。

 で、成年に達するまで、わしはそこで育ったんじゃが、 心身ともに大人になったと認められた去年の冬、家の掟に従い、 故郷を離れて旅に出ることになったのじゃ。外の世界を知って見聞を深めるためと、 将来わが部族の神殿をお護りすることになるやも知れぬ者として、 神官並びに戦士としての鍛練を積むためにの。 高司祭に匹敵するだけの実力と一人前の戦士としての技量とを身につけるまで、 親やいいなずけの待つふるさとへ戻ることは許されないというわけじゃ。 いや、正確には「許されなかった」と申すべきじゃな。

 実は、同じく修行の旅に出ていたレガード兄者が、つい最近、故郷に戻られての、 神殿の主席司祭の座におつきになったのじゃ。そういう事情で、 わしも叙任式に呼ばれて、久しぶりに故郷に帰ったのじゃよ。兄者は、 それはそれはご立派じゃった。ゆくゆくは高司祭となられて、 部族の神殿をお守り申し上げなさることになるじゃろう。
 で、次男のわしはといえば、さしあたり、 神殿の跡取りとしての修行はせんでいいということになった。 そこで、まあ、その、どさくさに紛れるような恰好で、 いわゆる「所帯持ち」なんぞになってしもうたわけなんじゃがの(笑)。 え、相手の名前? そのへんの事情通にでも尋ねとくれ。 いいなずけじゃった女性(にょしょう)じゃよ。

 そのまま故郷にとどまってもよかったのじゃが、 自分が心身ともにまだまだ未熟であることは自覚していたし、なにより、 冒険者として過ごすなかで得たせっかくの“仲間”と別れるのに忍びなかったのでな、 修行をかねて、もう少し冒険者稼業を続けることにした。 まあ、かみさんはあまりいい顔はしなかったんじゃけども、きっと分かってくれたと思う。 もちろん、暇をみて、家にはできるだけ顔を出すつもりじゃよ。 ……そう冷やかさんでくれって。